トランジスタは「ベース」「コレクタ」「エミッタ」という3つの端子を持ちます。コレクタとエミッタは半導体です。
もうひとつ配置されているベースに電流を流すとスイッチが入り、コレクタとエミッタにも電流が流れる仕組みになっています。
下図ではベースに電流が流れていません。
ベースに電流が流れるとエミッターとコレクターがつながります。
ベースへの電流を遮断すると、コレクタとエミッタ間も遮断されて電流が流れなくなります。これがトランジスタの役割のひとつであるオン/オフの「スイッチング」となります。
もうひとつの役割である「増幅機能」です。この仕組みは、ベースに電流を流す過程は「スイッチング」同様です。この電流に応じて大きな電流もコントロールできます。
下図はベースに流した1mAが100mAに増幅される様子です。
電流ゲイン比率βはトランジスターの種類によって変わります。これはメーカーが公表しているデーターシートで調べることができます。
水道の栓をひねると水が出る、これがスイッチング。水道の栓をコントロールして水の出を調節するのが増幅機能というわけです。
PICマイコンのプログラムでリレーを制御したり、7セグメントの表示をコントロールする役割をトランジスターに依存することがよくあります。パチスロのアミューズ仕様基板を調べてみると、3桁7セグ表示をコントロールするために1位、10位、100位のそれぞれにトランジスターが用いられています。
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