回胴式遊技機技術研究 J-Slot Amusement Specification

アミューズメント仕様パチスロの日々

パチスロゲーム機改造の手引き◇MKT-001編

2022-03-12 18:04:16 | 日記
はじめに
かつてホールで人気のあったパチスロを、業務用ゲーム機に改造するためのアミューズメント仕様基板をご利用の方のために、取り付け方法をご案内するサイトです。初心者の方でもおできになるように、電子工学などの専門知識がなくても、中学校の理科や技術家庭の知識があれば理解できるように編集されています。
①AM企画謹製アミューズメント仕様基板MKT001を②サミーの4号機北斗の拳に取り付け配線する工程をご案内します。①が各社製パチスロアミューズメント仕様基板に、②が他メーカー機種に変わっても、基本的な理屈がわかっていれば臨機応変に対処できるはずです。

MKT001


電源の確保
アミューズ仕様基板は電源を持ちません。SLOT本体から横取りします。
今回は、サミー製4号機北斗の拳への配線です。
(1)GNDをさがす
(2)電源はSLOTの電源BOXに近いところから横取りします。(1)が確定出来たら電源BOXのGNDからDC24Vをみつけて、SK-4のCN1⑪茶を並列(パラレル)で横取り、SK-4のCN1⑫赤を並列(パラレル)で横取りします。
手順の詳細はアミューズ仕様基板取り付け改造手順をご参照下さい。

払出疑似信号
CN3(5P)の出力がある基板の場合
サミー製4号機北斗の拳は5Vアクティブローのホッパー駆動信号が利用できます。MKT001でCN3(5P)の出力がある場合はホッパー駆動信号を切断しSLOT側をMKT001基板に取り込み、2回路の払出疑似信号を払出センサーのSLOT本体側につなぎます。

 CN3(5P)の出力がない基板の場合
基板は払出疑似信号を1回路しか持ちません。北斗の拳は払出センサーが2個あり、それぞれに払出疑似信号を送る必要があります。通称サミーボードと呼ばれる信号分岐回路基板を使って、MKT001の払出疑似信号を2回路に分岐します。通称サミーボードが手に入らないときはマイコンで払出疑似信号を作って回路に乗せて割り込み配線します。
通称サミーボード
 マイコン制御払出疑似信号分岐回路 
メダル投入疑似信号
ブロッカー(ー)
MAXBET

中央表示基板CN4はアクティブハイの信号なので、MAXBETボタン信号線を切断してSK-4基板につなぐと、SLOT側がオープンになり、通常時ロー(ノーマルロー)であるべき北斗がエラーになってしまう。CN4⑤緑のSLOT本体側はGNDにつないでおかなければならない。MAXBETアクティブローは50Pフラットケーブルの39Pからとれるので、こちらがいいかもしれません。 
景品払出


****************
回胴式遊戯機技術研究会はパチスロの入出力信号を調べて、オシロスコープで波形をみて、その通りの疑似信号を出力するマイコンプログラムを作成して、回路にのせて、パチスロのメダル不要回路を作成して、卒業の技術講習を開講しています。
この機会に、パチスロの基礎から学んで、アミューズメント仕様パチスロの技術を身につけてみませんか?
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ご不明の点はご遠慮なくお尋ね下さい。存じ上げていることは丁寧にご案内させていただきます。
TEL 090-3194-4902 
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