ハレ時々ベイスターズ

横浜DeNAベイスターズの平良拳太郎投手の復活を願いながらベイスターズを応援しています。

不祥事など

2021-08-11 23:34:52 | Weblog
世の中不祥事に満ち溢れている。
「完璧で品行方正な人などいない」というのが私の持論だから誰しもたたけば埃はでるだろう。
とはいえ色々と限度はある。

twitterをにぎわせたのがテレ朝スポーツ局のオリンピック打ち上げ事件。
気持ちは分かるのだ。
オリンピックという一大イベントの放送はかなり神経を使う仕事に違いない。
すべてが無事に終わってホッとしたから「お疲れ様」とグラスを傾けたい気持ちは理解できる。
問題は時期的なものとその会社の立場。
そして参加者の一人が二階から転落して重傷を負ったという事実。
マスコミの批判精神に薫陶を受けた大衆が手ぐすねを引いてその批判精神と手法をテレビ朝日に向けている。
自分たちが普段していることをされているのだ。
とりあえず、いつも「こうすべき!」と声高に主張しているのだからその理想的な反省方法を見せて欲しいものだ。
期待している。
それとは別に怪我した人の早期回復も祈っている。
おそらく今後出世はできないだろうし身体だけではなく心にも傷を負っているのではないかと思う。
周囲の人のサポートがあることを願う。

さてもう一つの不祥事といえば日本ハムファイターズの暴力事件。
函館のベイスターズ戦の直前に起きた事件らしい。
一打席で交代されたのが実はその事件の為だったと知って驚いている。
件の選手を私は結構応援していた。
最近は調子を落としていたが豪快なバッティングは魅力的だった。
いかつい風貌から怖いイメージもあるけれど、インスタでみせるフランクで子煩悩な雰囲気に惹かれるファンも多かったと思う。
それも彼の一面で間違いない。
ただし暴力に走った彼も真実なのだと思う。
両立しちゃうのだ。それが人間だろう。
私の友達ではないから不貞行為やマナーの悪い行動くらいだったら気にしない。
けれど、暴力はダメだ。
私は野球チームを応援していてその構成員として選手がいると思っている。
チームの目標は優勝、日本一だ。勝つことが目標だ。
味方を怪我させて戦力ダウンさえるのはその目標を阻害する行為であり許容できない。
そして根本的には犯罪だからだ。
そんなわけでまぁ非情にガッカリしたけれど、頭を冷やして出直して欲しいとも思う。
被害者が許せるならば、だ。

不祥事の話で終わるのも良い気分がしないので、良いことも書いておく。
横浜高校が甲子園の一回戦を突破した。
私は神奈川県の高校を基本応援している。あとは縁のある岐阜県くらい。
公立高校の方が好きだけれど神奈川県では甲子園出場はもう無理だと諦めている。
私が子供のころはY高が強かったが今や甲子園は遠い存在となってしまっている。
全国から選手を集める私学にかなうわけないから、おとなしく神奈川県の高校であれば私学でも応援する。
神奈川県の高校が敗退すると私の高校野球への関心は消える。
今日、私の高校野球への関心は風前の灯であったらしい。
2点ビハインド、9回裏ツーアウト。
ランナーは二人。
打者は一年生。
相手チーム、広島新庄高校はあと一人抑えれば勝利だ。
プロ野球ならば観客の「あと一人」コールが聞こえてきそうだ。
半年前まで中学生だった男の子は迷いなくバットを振った。
リアルタイムは仕事中だったので見ていなかったが後で動画を確認した。その一球は甘いボールだったと思う。
それでも自分がアウトになれば甲子園が終わってしまうというプレッシャーの中でよくぞ一年生はバットを振りぬいた。
ボールはレフトへ飛ぶ。
実況も解説者も最初はホームランになるとは思っていなかったように思う。
落ち着いた声でボールの行方を語っていた。
しかしぐんぐん伸びる球がレフトスタンドに入ると、実況の声は興奮を抑えきれなくなった。
一年生ヒーローを迎えるナインをみていたであろう解説が「こんなことあるんですねぇ」とぽつりとつぶやいた。
興奮した実況とは対照的な呆然とした声音が印象的であった。
喜びを爆発させる横浜高校ナインを見て私も嬉しい気持ちになった。
ただ、その反面、広島新庄高校の投手の何とも言えない表情に心が苦しくなる。
誰かの劇的な勝利は、誰かの劇的な敗北なのだ。
それがトーナメント方式の甲子園の儚さであり魅力でもある。
9回2アウトからの逆転劇をして「これぞ高校野球」というご意見も見かけたが、それは野球の魅力だ。
プロ野球だって時々見る。
プロ野球との違いは敗北が撤退を意味していること。
それが「高校野球」なのだ。
ともかく両チームの健闘を称えたい。
素晴らしい試合だったのだ。

一応ベイスターズについても。
ファームの試合があった。
イレブンスポーツで私は観戦した。
ヒットはでるが得点できないいつものベイスターズ野球であっさりと負けたのだが、まぁ、打撃はそんな悪い印象はなかった。
ただ知野選手には、打てる気配を全く感じなかった。
それはそうだ。
全く調子があがっていないのにほとんど使わない便利屋として一軍ベンチに漬け込み、調子は上がらずにきたからだ。
怪我人が復帰しているから下でじっくりと調整して欲しいと思う。
週末は新潟だけれど単に地元ということだけでこの状態の選手を一軍登録したらチームとして良くないだろう。
勿論地元で普段以上の力がでて輝く可能性もなくはないが私は反対だ。
調子を上げて技術を磨いて来年、クリーニング手術から復活した飯塚投手とダブルで凱旋してほしい。
応援しているからこそこんな状態から早く脱して欲しいのだ。

頑張れベイスターズ!頑張れ知野選手!今日も明日も明後日もこれからもずっと応援している!
[平良拳太郎投手復帰の道:66日目]










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