OveJa neGrA

あっという間の34歳。気持ちにあった無意味な「楽観」も、今や少しの焦りとなってきた。チリに帰りたくなってしまうこのごろ。

そしてその斧は。。

2008-10-30 10:16:57 | Weblog
大きな斧は頂き物。
近所のおじさんが使っていたものらしいが、とても年期のはいっている斧。
しかも最初は刃が平。
面で薪を割る感じ。
最初の頃は「きっと斧は平らな面で割る物なんだ!」と自分に言い聞かせていたが、そんなことはなかった。
また違う近所のおじさん。
ある日外で薪割りをしていると、「駄目だそんな斧じゃ!!」
と言って薪割りを手伝ってくれたこともある。
そして訪問リハで通っているあるご家族が鉄鋼所を経営しているため、斧を磨いてもらう事に。
ものの10分で立派な斧に仕上がった。
そんな風に田舎ならではの近所付き合いに助けられ、時には苦しめられるのだが、それはおいおい。。。
そして近所の家。
どうやらチリ南部独特の家の作りらしい。
とてもかわいくて目を引くのだが、こういった工法は衰退しつつあるらしい。
乱伐採で木材が今は採れなくなってしまったとか。
こんなところでも環境問題に直面する

そして生活の様子は。。。

2008-10-30 10:06:04 | Weblog
まず最も大事にしなくてはならないのはこの薪のオーブン??
ガスがないため、調理とかはもっぱらこれに頼る生活だ。
そしてオーブンに欠かす事ができないのが、この斧。
これで薪をひたすら割るのだ。
朝一番で薪を炊く時は、だいたい1時間以上は必要。
火を起こしてから少しずつ火を大きくしてオーブンを暖める。
お湯を湧かすのにも朝一番はとても時間がかかる。
一度暖めてしまえば、後は結構早くにお湯が沸いたりご飯なんかも美味しくできるからありがたい。
ただ、ここの辺りは雨が多いため薪が湿気る。
湿気った薪は容易では乾かずに時にはご飯を食べそびれる事もあったりする
でもいい味出るんだな~~