OveJa neGrA

あっという間の34歳。気持ちにあった無意味な「楽観」も、今や少しの焦りとなってきた。チリに帰りたくなってしまうこのごろ。

31 de May,2010 50年の痛み

2010-05-31 21:10:00 | Weblog
春日部の93歳の女性の患者さん。
入職した頃から係わっている人。
腰の痛みがあって、長年苦しんでいたという。
その女性に、いつものように「今日は腰の調子はどうですかね?」ときいてみた。
帰って来た返事は、「先生、ここ数日痛いの忘れていたよ。本当にありがとう。」とのこと。
涙ながらにそう訴える女性。
この仕事の醍醐味だな。
50年という歳月は、まだ僕には実感として湧かないけれど、彼女にしてみたら、「痛みを棺桶には持っていきたくない。」とのこと。
マッサージやストレッチ、それと家で行う腰痛体操なんかを一生懸命やってきたのだろう。
毎度のことだが、患者さんとの何気ないやりとりが、この仕事を続けさせてもらえる原動力になる。
ありがたやで、す。

30 de May,2010 ポピー

2010-05-30 21:30:15 | Weblog
車で足をのばして、吉見のポピーを見て来た。
川のほとりの花畑。
時期になるとコスモスなども見られるらしい。
天気はあいにくだったが、花は見事に咲いていた。

花ももう終わりにさしかかっているようで、地元のひとによれば、今年は涼しいので花持ちがいいのだとか
摘んでもいいといわれたが、どうもそれには抵抗があった。
やっぱり根付いている場所で見るのがいいのかな。
小腹を満たすのは、やはりこういったもの。

花より団子なのでした

30 de May,2010 日曜日

2010-05-30 09:02:29 | Weblog
珍しく寝坊した。
最近疲れているのかな
早朝出勤にはなれて来たけれど、やはり体は正直なのか。
何もしたくはないけれど、気分転換も兼ねて少し出掛けてみよう。
天気は曇り
いい気分転換になったらいいな
そうだ、週刊誌でも見てみよう。

29 de May,2010 さて一ヶ月

2010-05-29 20:56:53 | Weblog
栃木も気付いたら1ヶ月が過ぎた。
看護部長さんと少し話をすることになって、これまでの感想やこれからどうするか何かを話し合う。
悪くはない。
そんな1ヶ月だった。
まだ会社とは正式な契約には至って居ない。
土地を変えて新しい土地で住む事も、根付く事もまだ決めかねている。
それだけの魅力をもちろん期待して始めたここでの生活。
しかし、その土地にはその土地のペースも温度もある。
会社のスタイルや方針もあるし、自身への待遇なども重要な問題。
帰国して1年間は、色々な場所で自分を追い込んでみようと決めている。
新しい生活は早くも5ヶ月を迎えようとしている。
足掻いてやる。
燃費が悪かろうと、要領が悪かろうと、足掻ききってやるんだ。

28 de May,2010 人の繋がり

2010-05-28 22:09:11 | Weblog
今日は担当者会議といって、患者さんについて色々な職種が集まっての会議があった。
患者さん宅で行われたのだが、そこで思わぬ人と会った。
以前勤めていた福祉用具の会社の車が、患者さんの家の前に止まっていたのだ。
中に入ってみると、これまたびっくり。
以前勤めていた営業所の同僚の同期のひとだった。
話を聞いてみると、どうやらそんな繋がりらしい。
おもしろいものだ。
数人の消息はわかったが、何れも元気で過ごしているようで嬉しくおもった。
ま、不景気のあおりを受けるのはドコも一緒か

いずれにしても、何時何時こんな再会があるものかわからない。
油断できませんな。

28 de May,2010 トマト

2010-05-28 20:58:16 | Weblog
患者さんからトマトをもらった。
おばあさんから畑でとれたというトマト。
鞄の中でつぶれていたトマト。
恥ずかしそうに手渡してくれた。
ありがたくいただいた。
とても甘くて、ちょっぴり土の香りもして、なんだか胸がいっぱいになる。
畑で育って来て、そして僕の地肉になってくれる。
感謝。
その一言に尽きる。
当たり前のように食べている毎日。
改めて当たり前が当たり前でなくなる瞬間だった。
何事にも重みがあり、意味があるのだろう。

27 de May,2010 道徳観

2010-05-27 21:19:58 | Weblog
最近の暴力団絡みのニュース。
興味があって少し調べてみたが、相撲協会も大変のようだ。
考えてみれば、社会に出る前に相撲の世界に入って、世間を見ぬままそこで生きていく。
そうなると世間離れした考えや行動につながってしまうのか。
モラルの欠如を盛んに新聞などでもみる。
政治家や聖職者と呼ばれる人達の中でも、一部とは信じたいけれどそういった人達が居る。
相撲協会の研修内容をみてみた。
内容を知ってみるとびっくりする。
小学校でやった道徳の授業の内容程度のことを、大の大人が取り組まなければ行けない現実。
大人が「大人」と定義される役割を果たせない事は、社会構造の根幹に係わる事ではないか。
誰でもみたくないものは見ない、係わりたくない物には係わらない。
それが通念としてまかり通っている。
また、こういったことに反すると、「幼稚」といった観念を押し付けられたりもするのも事実。
一生懸命に生きる事が、どこかナンセンスに評価されてしまう。
聞き分けのいい事が、何処か「大人」としての評価を得る為には必須となることも、未だ抵抗がある。
なんだか嫌になる事も多々あるが、何を言われようと、どう受け止められようと自分のスタンスをしっかり持っていなければ。
魅力のある人、少なからず居るが、残念ながら同業者では未だ出会えない。


26 de May,2010 重ねる時間、重なった時間。

2010-05-26 21:41:24 | Weblog
気付いたら月末。
あっという間に月日が過ぎていってしまう。
自分の時間を振り返るのが少し怖い
いったい今日までどうやって過ごして来たのか。
有意義に時間を重ねられて来たのだろうか。。
そんなことを考えると、足がすくんでしまいそうになる。
そうならないよう、今は毎日のように牛馬のごとく働く。
それもひどく非効率的な方法で。。
この先に自分の求める「場所」が見つかるのか。
今はまだわからないけれど、前に進むしかないのだ。
前がどっちなのかわからないけれど。とにかく今居る場所から少しでも遠ざからないと、また何処かに引き込まれてしまう。
そんな事を考えてしまう月末なのだ。

25 de May,2010 60代の夫婦

2010-05-25 20:41:56 | Weblog
先日実家に帰った。
夕食を食べていると、母が何か言いたそうなそぶり。
どうやら日頃の父への不満がたまっているようだ。
そのうち感極まって泣き出す始末。
要するに、自営で30年以上もやってきたのだが、これから引退を控えて父のライフスタイルが変わってきた。
それに対して、両親の間に温度差があるようだ。
これはこれで今早急に答えを出すのも無理だろうと思い、傾聴するしかなかった。
患者さんを通して、こういった話はよくきいていたのだが、実際に我が家に起きると結構戸惑うもの。
夜中までそんな話を聞きながら、でも言い終わった後はすっきりした顔の母をみているとそれなりに幸せそう。
どうであれ、彼らは彼らの新しい人生に緒戦しようとしている。
ぼくもうかうかしていられないな。

25 de May,2010 暑かったね。。

2010-05-25 20:00:58 | Weblog
朝は少し肌寒い感じがしたのだが、午後からは急上昇。
職場も当然熱気ムンムンの状態だった。
患者さん達も体調不良が多くて、結構神経をすり減らす。
患者さんの中でも昨日のサッカーの感想で盛り上がる人も居る。
大筋は、「消化不良」の一言のようだ。
確かに内容は最悪と言っていいほどしまらない内容。
そちらの方でも患者さん達は暑くなっているのだった。
話を聞いているだけでこちらもなんだか疲弊してしまったのだ