この距離が丁度いいねと君が言う
僕をからかう君は小悪魔
今週は彼女に逢えないで
行ってしまうのじゃないかと思っていたら
今日は彼女が合わせてくれたのか
同じ電車に乗り合わせた
ただ 意気地の無い僕は
彼女の隣に立つ事が出来なかった
悪いことに 階段さえも
並んで下りる機会を無くしてしまった
弱虫
そう言われても仕方ないか
ただ
彼女が少し手を振ってくれた
そんな気がした
いつもの妄想の膨らみかもしれないけど
君が好き
そう思いながらの
楽しみも
あと少しだから
思い切って手紙でも
そう思えるのも
やっぱり 君がいるから
初恋亭夢中