今も尚僕の視線のその先に
輝き咲いてる 優しい花よ
台風が近づいて来る
前線が刺激されて 雨風が強くなるから
明日は交通機関の遅れがあるかな
彼女がどこから乗ってるのか
僕は知らない
いつもの時間に彼女と同じ電車になるのは
ある意味偶然の確率が高い時と
僕が無性に彼女に逢いたくて
乗る電車を1~2本見やる時だ
ふがいない僕は
こんな事でしか 君の傍に行けないんだ
いつもそう
今日こそはと思っても
その一歩が踏み出せない
断られる事は解っている
けど
渡せないと思う
別に大した事書いてある訳ではないけど
階段下りる時
君の手を 指でトントンするから
その時渡す手紙を
受け取ってくれないか
それでもなお渡せるかどうか自信がないけど
君の迷惑になってもいけないから
それ以上近付かない方が良いかと
いつも考える
勉強頑張って下さい
そして 楽しい毎日を
この頃一緒に乗らない友達と
また一緒に
君の顔で一番好きなのは
素敵な 目です
その目に視線を注げる
僕は幸男です
初恋亭夢中