いつも報道番組やワイドショーを観てて感じることは「メディアの一方的な情報操作」であります。そりゃぁもー気分が悪くなるほどの情報操作ですね。
この作品1998年頃森達也とゆードキュメント作家がオウムの残党の広報荒木浩氏を密着したもので、TVでは放映ムリってゆー地味ネタ満載で心がほぐれます。
公共電波とゆーのは情報操作によって成立していますので、ま、ムカつくんなら見なきゃイイんですが、「それはちょっとどーなんすかー??」って目に余るもんがありますよね。とりあえず誰かを悪者にでっち上げたら、あくまでもその人やその集団は「悪い人たち」ってゆーくくりにしとかないと、めんどっちぃんでしょうね。なにからなにまで悪い悪い悪いにしとかないと。
この中のオウム残党(すんません名前忘れました)の方々はいたって華の無い地味で気の弱そーなイイ人そーな方々ばかりで、ほんとは事務所のある地元の方々と結構仲がよかったりホンワカしとるんですが、そんなイメージ放映してはいけないんです、あくまでも鬼畜生悪党集団のレッテルを剥がしてはいけませんので
で、そーゆーメディァの一方通行の煮えきれなさ加減や気持ち悪さに我慢がアカンよーになったら、これを見ましょー、あらら皆さん我々と一緒で結構地味でフツーなんでげすなー、と首の後ろをパンパンパンと3発は打つでしょー。
ただ、信者の何人かが公安の方々か公僕の方々に、当たり屋的なムリヤリ系公務執行妨害で逮捕されるシーン(多分この作品の1番の盛り上がり箇所)でスローとか使って「グッド・ナイト・ベイビー」をバックに流すセンスはどーもいただけません。普通にクールに撮りっぱなし、流しっぱなしにしといてくれた方がイイ感じだと思うんですが。どーせなら徹頭徹尾エンタテーメントゼロで貫いて頂きたかったです。