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元警視庁警視・徳永重正(86)、久保節子さん(62)を刺殺後、立て篭もり日本刀で自分のクビを切り絶命

2012年10月11日 | ヒトゴロシ

10日午前11時半ごろ、東京都世田谷区野沢1の住宅の敷地内で、
この住宅に住む無職、久保節子さん(62)とみられる女性が倒れているのを近くの住民が発見し、110番した。
女性は首や脇腹を刃物で刺され死亡。
直前に女性と言い争っていた男が日本刀のような刃物を持って久保さん宅に立てこもり、警視庁は約2時間後に身柄を確保した。
男は自殺を図り、搬送先の病院で死亡した。

警視庁によると、男は近くに住む元警視庁警視、徳永重正容疑者(86)。
同庁は徳永容疑者が女性を刺殺したとして、容疑者死亡のまま殺人容疑で書類送検する方針。

同庁によると、午後1時40分ごろ、捜査員が久保さん宅に踏み込み、玄関付近で首から血を流して倒れている徳永容疑者を発見した。
室内から刃渡り約50センチの日本刀とみられる刃物が見つかった。2人の死因はいずれも失血死とみられる。

事件直前には近くの住民から「男女が殴り合いになっている」「男が日本刀を振り回している」など複数の通報があった。徳永容疑者は7月、警視庁世田谷署に「自宅前で殺虫剤をまいたら久保さんに体当たりされた」と届け出。
今月2日には徳永容疑者の代理人の弁護士が同署を訪れて、刑事告訴などについて相談していた。

警視庁は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて詳しい経緯を調べている。

捜査関係者によると、徳永容疑者は久保さん宅の向かいに妻と2人で暮らしていた。久保さんは一人暮らしだった。

現場は、東急田園都市線駒沢大学駅から東に約1キロの住宅街。

(日本経済新聞)





10日、東京・世田谷区の閑静な住宅街で、元警視庁警視の徳永重正容疑者(86)が、
向かいの家に住む久保節子さん(62)を刃物で刺殺し、立てこもった事件。

現場を多数の警官が取り囲み、上空は報道各社のヘリが飛び交う大騒動となったが、
結局、徳永は凶器となった日本刀でクビを切り、絶命した。
遺体のそばには、刃渡り約50センチの日本刀が転がっていたという。

徳永は、戦後まもない1948年に警視庁に入り、赤坂警察署の防犯課長代理を最後に1985年に定年退職した。
警視とは署長レベルの階級で、ノンキャリアなら、ここまで出世するのはホンの一握り。
04年には警察功労者として「瑞宝単光章」を叙勲されている。

勤続約40年の元警官が、米寿間際になって、暴走した発端は些細(ささい)なトラブルだった。
「久保さんと徳永さんの両家の境界線を走る私道に、久保さんが趣味の鉢植えを置いたのです。徳永さんが何度か注意しても久保さんは放ったらかし。そうしたら今年5月ごろに久保さんから、『徳永さんに農薬をかけられた』と聞いたのです」(近所の60代主婦)

久保さんは、この件を弁護士に相談。ジイさんも「久保さんに体当たりで倒され足を悪くした」と言って告訴をにおわす泥仕合に発展した。
「それを機に、2人が言い合いしているのを3、4回見ましたが、ともに引こうとしない。日本刀を持ち出したのも今回が初めてではなく、久保さんから『徳永さんが刃物を持ってウロついている』と相談されたこともあります。事件の早朝には、久保さんから『前日に徳永さんに植木鉢を割られた』と聞いていました」(前出の主婦)

徳永について、近所の住人は「亭主関白で気難しいタイプ」と声をそろえる。
「オレは警察官だ」と言いながら近所の人を怒鳴り散らすこともあった。
普段は杖をついて歩き、まさか大立ち回りを演じるとは誰も思わなかったという。

昔からの知人は、「正義感が強くやさしい人だった」とこう振り返る。
「野沢に住んで、もう60年くらいになります。いまは奥さんと2人暮らし。息子と娘は独立し、離れて暮らしています。明るく社交的な奥さんと散歩や買い物に出かける姿はよく見かけました。刑務所でも仕事をしていたそうで、警官を辞めた後は仕事で関わった被害者や受刑者たちのために、仏像を彫っていました」

被害者の久保さんは独身の一人暮らし。家の中はゴミであふれ、退去を巡り大家さんとも揉めていたようだ。
野良猫を餌付けし、私道に大量のキャットフードを置いたり、糞(ふん)が散乱していることも、近隣トラブルを招いていた。

(日刊ゲンダイ)



自殺元警視、事件前日に謝罪断られ激高か 

東京都世田谷区で10日、女性が首を切られ殺害された事件で、被害者とみられる久保節子さん(62)が事件前日、
自殺した警視庁元警視の徳永重正容疑者(86)に植木鉢を投げ込まれる被害を訴えていたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。
徳永容疑者の妻は同じ日に、別のトラブルについて久保さんに謝罪を求め、断られており、
警視庁捜査1課は、徳永容疑者が激高したことが事件の引き金になった可能性があるとみている。

捜査関係者によると、9日午後3時半ごろ、久保さんから110番通報があり、世田谷署員が事情を聴いたところ、
「徳永容疑者に植木鉢を投げ込まれた」と説明した。
また、近くで道路工事中の男性も同日朝に2人が言い争い、植木鉢が割られているのを目撃していたという。

徳永容疑者は今月2日に、久保さんから暴行を受けたと主張して、代理人の弁護士を通じて同署に刑事告訴。
近隣住民に「人間の尊厳を傷つけられた」と話し、9日夜には、徳永容疑者の妻が久保さんに謝罪を求めた。しかし、久保さんに拒否されたという。

2人の間には以前から隣人トラブルが絶えなかったことなどから、同課は徳永容疑者が久保さんに謝罪を拒否されたことに激高し、
久保さんを襲った可能性もあるとみて詳しい経緯を調べている。

(産経ニュース)



「1人暮らしの久保さんは猫や植木をとても 大事にする人だった」
久保さんは高価な鉢よりもタンポポやスミレなどの 野草を野原で集めるのが趣味。
引っ越してきた10年ほど前から、弱った野良猫を 見つけては病院に連れていっていた。

「久保さんが道路にはみ出すように植木鉢を並べていて、徳永容疑者が注意 することがあった」

久保さんが数匹の野良猫に餌をあげているのを徳永容疑者が とがめるのを目撃。
「餌や水をあげる皿で道路をふさぎ、徳永容疑者が 『何で置くんだ』と怒鳴っていた。パトカーが来たこともあった」


「久保さんの自宅がゴミ屋敷で野良猫の餌やりなどをめぐって言い争いが絶えなかった

徳永容疑者は警視庁に38年間勤めた元警察官で、1985年に赤坂署防犯課(現在の生活安全課)課長代理を最後に警視へ昇進し定年退職した。
民生委員を務めるなど人格者とする人物評がある一方で、無届けで所有する日本刀を素振りするなど複数の住民にいぶかられていた。

徳永容疑者の自宅向かいに住む久保さん宅は「ゴミ屋敷」で有名で数匹の野良猫を飼い、餌の容器からの異臭で周辺住民の評判はいいものではなかった。

警視庁の捜査関係者によると、徳永容疑者が久保さんを日本刀で切り付け死亡させた10日は、同容疑者が自宅の植木鉢に殺虫剤をかけた際、久保さんが飼い猫に殺虫剤がかかると抗議したことが発端だったという。


徳永容疑者は7月に警視庁世田谷署に「久保さんに体当たりをされて転倒した」と相談。事件前日の今月9日には久保さんが「自宅敷地内で植木鉢を壊された」と110番しており、捜査1課が関連を調べている。 



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2 コメント

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Unknown (みきお)
2012-10-11 21:56:57
徳永重正容疑者の事件、すぐ近所で起きたし、この辺にウチのお得意さんもいるもんで上空は取材のヘリでさぞうるさかったでしょう
返信する
Unknown (よしはら)
2012-10-11 22:12:46
近所の人は 厄介者が二人まとめて居なくなったので
ほっとしておられるのではないでしょうか
返信する

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