すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

夫婦の鑑・コレクターの模範「ハーブ&ドロシー」

2012年02月05日 | 映画・テレビ・動画

Herb & Dorothy ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人HP

豊洲ららぽーとで500円で観れるもんでね
ペー&パー子夫妻やFrederick West & Rosemary West夫妻を彷彿とされる御容貌のご夫婦にて
現代美術のコレクター
小難しい映画やとかなんなぁ~と思いながら
全然そーゆー ことはありませんで 敷居が低い夫婦もんです
これは なかなか素敵な映画でした

「恐怖の館 殺人鬼フレデリック・ウェストの生涯」



映画「ハーブ&ドロシー」日本公開版予告編

やっぱし夫婦仲のヨイ二人を見ているとエエ心持ちになれます
現代美術コレクターとゆーから大金持ちの気取った夫婦かと思いきや
ビンボーです 狭い部屋が散らかりまくりの堆積状態のカオス
多数の亀と熱帯魚と猫と夫婦とミニマルアートのカオスが実に微笑ましい

 



二人がアートを買う基準は二つ
・自分たちの収入で買える値段であること
・アパートに持って帰れて収まるサイズであること
とゆー按配なので 当時安かったミニマルアートやコンセプトアートを買い漁ることとなる按配
自分達の審美眼で選び抜き 売却はしないコレクター魂が痺れます



こーゆー夫婦が居たことも
こんな映画を日本人の女子(佐々木芽生監督)が作っていたことを先週まで全然知らなかったんです
すんません いやほんま現代美術界のペー&パー子夫妻であります
美術品を収集するとゆー生き方はあんましよくわかりませんでしたが
この二人のコレクター魂は実に明快にわかりやすく
何がイイのかよくわかんないミニマルアートにもそーゆーアート魂が内在しているのかと教えてくれます
屁理屈や美学は二の次です
好きなもんを集める 欲しいもんを収集するとゆー原始的な本能ですな





イイ夫婦です 本当に
イイコレクターです
アートで儲けよう一山当ててやろーとゆー守銭奴精神はゼロです
管理できなくなったらナショナルギャラリーに上げちゃってます
小銭を貰えるとまたそれで アートを買っちゃってます





夫婦は最後に マックブックをアップルに買いに行きます
この終わり方もなかなかのもんです

HERB & DOROTHY 50X50 by Megumi Sasaki ― Kickstarter

Herb & Dorothy [DVD] [Import]
クリエーター情報なし
New Video Group














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2 コメント

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Unknown (よしはら)
2012-02-06 22:43:11
そ~ですね
単にミニマルアートやコンセプチャルアートのキューレターを扱った映画だったら絶対観に行きませんでしたが
ニューヨークのペー&パー子の映画ですから
今まで女子の映画監督とゆーのは好きじゃなかったけど
これはとってもヨイ映画でした
本当に
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Unknown (odies)
2012-02-06 10:48:15
この夫婦ありきの映画なんどろうけど、こういう素材を拾ってくる監督感覚っていうのはいいなと思います。なんか、身近だけど身近じゃないというか、ドキュメンタリーってけっこう非日常的な素材だからこそ受け入れられるってとこがありますが、こういうほのぼのした驚きドキュメンタリーってやっぱ女性の選択眼、かつセンスのある人なんでしょうかね 男だとなかなかアンテナの引っかかってこない気がするな~

『こういう夫婦がいることを知っておいてよかった』
って思わせる映画なんだろうな~

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