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007の監督を調べていたら
出てきた「にっぽん昆虫記」
未見
いつか見るからと先延ばしにしていて
このままではラチがあかんので
一発奮起のポチ
1963年公開
今村昌平監督
左幸子主演
日活製作・配給。白黒 / シネマスコープ / 123分。
公開当時は、映画倫理管理委員会より成人映画の指定を受けた
東北の農村に生まれ、家族から地主に足入れ婚を強要され、やがては働きに出た東京で、売春宿の女中からコールガール組織のマダムとなる一人の女性と、その母と娘、三代に渡る女たちのセックスを通して、昆虫のような生命力に満ちた半生記をエネルギッシュに描いた今村監督の代表作。
主演の左幸子は、ベルリン国際映画祭において日本人初の主演女優賞を受賞した。
描こうとする題材を調べに調べて調べぬく事から、『調査魔』の異名で知られる今村昌平が、ある売春斡旋業を営む一人の女から生い立ち、男関係、セックスのあり方、仕事のやり方までとことん調べ上げ、脚色を加えて書いたシナリオを元に製作された劇映画。
しかし、劇映画としては異様に現実感に満ち溢れる出来となった。理性そっちのけで、昆虫のようによく発達した本能本位で生きていると思われる人間を、生物の生態観察のように善悪の批判ぬきでひたすら客観的に観察したと言う事が題名の由来となっている。
なお、この映画の撮影では今村監督は『セットには自然な風が吹かない』との理由で、全てのシーンにおいてオール・ロケーション撮影で行われた。
007/ノー・タイム・トゥ・ダイ No Time to Dieの監督キャリー・ジョージ・フクナガ(Cary Joji Fukunaga, 1977年7月10日 - )は最も影響を受けた日本人監督はおそらく今村昌平と言っている。「マーティン・スコセッシ監督がやっている撮影技法・カメラワークを今村監督は20年前にすでにやっていて、特に『豚と軍艦』、『にっぽん昆虫記』は素晴らしいとおもった」と語っている。
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