1979年公開
監督/藤田敏八
1978年城戸賞に準入賞を受賞した小林竜雄の同名脚本の映画化作品。
主演/森下愛子 奥田瑛二
成人指定。併映作は『桃尻娘 ラブアタック』。
監督/藤田敏八
1978年城戸賞に準入賞を受賞した小林竜雄の同名脚本の映画化作品。
主演/森下愛子 奥田瑛二
成人指定。併映作は『桃尻娘 ラブアタック』。
懐かしーポスター
1979年
「もっとしなやかにもっとしたたかに」
私はこの頃なーんにもしておらず
平日の昼間東大阪の布施のピンク映画館に観に行った
同時上映は桃尻娘
もちろん 森下愛子のチチ見たさにである
しかし 藤田敏八監督がそんなエロ全開映画を作ってくれるわけはなく
日本映画の名作(と私は思います)を作ってしもた
しかし 藤田敏八監督がそんなエロ全開映画を作ってくれるわけはなく
日本映画の名作(と私は思います)を作ってしもた
奥田瑛士はこの時初めて見た
エラそーな現在とは真逆の屑でひ弱なダメダメ青年でインパクト強し
エラそーな現在とは真逆の屑でひ弱なダメダメ青年でインパクト強し
そして当時大好きだった高沢順子も出てきてハスッパな喋りを堪能してくれて
風間杜夫もつかこうへい演劇風の喋りで「くたばれニューファミリー」と喚いてくれた
そして藤田映画の定番 ラストは主人公はあっけなく死ぬ
エ?てゆー奥田瑛士の死に方がカッコイイ映画である
エ?てゆー奥田瑛士の死に方がカッコイイ映画である
肝心の森下愛子のチチはよく覚えていないし
絡みもどんなだったか全く覚えていない
ふわふわした娘さんやなーとゆー印象
絡みもどんなだったか全く覚えていない
ふわふわした娘さんやなーとゆー印象
田口彩子(さえこ)
演 - 森下愛子
家出中の若い娘。16歳。静岡県出身で高校を中退し半年前から勇一が暮らす街に住んでいる。
ロックバンドのグルーピー (熱狂的ファン) で、ファンクラブの事務の仕事を手伝っている。
愛嬌があり人懐っこく度胸もある性格だがある時は嘘をついたり少々手癖も悪く、ある時は面倒見が良く世話好きな一面も持つ。
高木勇一
演 - 奥田瑛二
『ムトウ運輸』という宅配便業者として働く。既婚者で息子もいるが訳あって今はアパートで一人暮らししている。
元カメラマンの助手で外国製の数十万円もするカメラを所有。海野からは「優柔不断のマザコン男」と評されている。
自由に振る舞う彩子に翻弄されるが不思議な魅力に惹かれ始める。
高木君枝
演 - 高沢順子
勇一の妻。20代前半。約3年前に蒸発して仕事を変えながら住所を転々とした後、現在は都内のスーパーのレジ係をしている。
大助が乳児だった頃、勇一がカメラマンのロケの仕事で家を空けることが多く息子との2人だけの生活に育児ストレスとなり蒸発した。その後勇一と再会する。
海野 (うんの)
演 - 風間杜夫
勇一の中学時代からの悪友。大学院生で夜はホストクラブのホストとしてバイトをしている。
やや軽薄で調子のいい軟派な性格。実は勇一に内緒で、スーパーで君枝を働かせてくれるよう旗見に頼んだ。
仕事終わりに車で家路につく高木勇一は、道端で取っ組み合いの喧嘩をする若い娘・田口彩子から助けを求められ彼女を車に乗せて地下鉄駅まで送り届ける。帰宅した勇一は車に彩子の忘れ物を見つけ、翌日彼女がそれを取りに訪れるが、話し込んで彼が眠ったすきに彼の大事なカメラを持ち去ってしまう。翌日知人から蒸発した妻・君枝の目撃情報を聞いた勇一は、とあるスーパーで久しぶりに妻と再会し帰宅を説得するが、感情的になってしまい拒否される。
数日後勇一は偶然街で彩子を見つけると、盗んだカメラを返すよう告げるがはぐらかされ、会話の流れで2人は体の関係を持つ。休日の朝勇一は、姉に預かってもらってる息子と遊園地に行く準備をしていると、カメラを返しに来た彩子が訪れ3人で出かけることに。その日彩子は勇一と彼の息子と楽しく遊び回った後、病院に入院中の勇一の父を見舞って持ち前の人懐っこさで彼ともすぐに打ち解ける。
そんな中勇一は君枝の兄から「今妹が部屋に来てる」と知らせを受けて彼の自宅を訪れ、先日とは違い優しく帰宅を促してその場を後にする。一方の彩子は勇一父子と出かけた日以来彼のアパートに居候しており、そこに君枝が帰ってきて微妙な空気になるもそのまま3人で暮らすことに。勇一と君枝と彩子の3人暮らしが数日間続いたが、ある夜子育ての悩みから夫妻がゴタゴタしたためそばにいた彩子が面倒くさくなって部屋を出て行ってしまう。
しばらく経ったある日、なぜか病院にいた彩子から連絡が入り「あなたのお父さんの容態が急変したの」と聞かされ、勇一は病室に駆けつけ姉と共に父を見守る。意識朦朧とする勇一の父が子供 (勇一と姉) に加えて君枝の名を呼ぶが彼女とは連絡がつかず、病室の外にいた彩子が妻の代わりを買って出て彼の死を看取り号泣する。病室を出た彩子はそのまま失踪し、父の葬儀後勇一は姉から数日前から彼女が毎日父を看病していたことを知り、嵐のように去っていった彼女に思いを馳せる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます