スカートめくりとは着用中のスカートを不意・計画的にめくり上げて下着や下半身を露出させる行為である。他人のものをめくり上げた場合は迷惑防止条例違反、自分のものをめくり上げた場合は公然わいせつ罪となることがある。犯罪行為であるが1960年代から1980年代にかけて、幼稚園や学校にいっている幼稚園児から高校生までの児童・生徒、もしくは4歳から18歳までの少年、少女の間で流行した。
スカートめくりを行う心理としては、性的欲求、気になる相手への悪戯心、果ては特定の個人に対するいじめなどが挙げられる。
この流行は1990年代に入ってほどなく消沈している。その一因として、早熟化、より赤裸々な行為への関心、男子の性衝動の潜在化などに加えて、予防策としてスカートまたはワンピースの下に見せパン・タイツ・スパッツ・レギンス・トレンカ・ブルマー・ジャージ・ハーフパンツのズボンなどを着用し、下着の露出または透けを防止する処置を行っている。未成年から幅広い年代層までの女性がこのような方法を行っており、夏場でも生足で見かけられるケースは大幅に減少している。
1990年代にテレビで放送された「チロルチョコ」のCMで少女3人が川岸で後ろ向きに踊り、途中で自らスカートを捲って白パンツを見せながら踊る設定のCMがテレビで放送されていた。
競技、応援などで活躍するチアリーダーもジャンプやハイキックで見せることもあれば、自らミニスカートの下に穿いているブルマーを見せながら直したり、または脱ぎ下ろすのにミニスカートをたくし上げて見せることもある。
『ゴリラーマン』11巻では、高校の女子テニス部の部員5人が、白のポロシャツの上にジャンパーを着込み、白のスコート。白のソックスに運動靴の格好で登場している。中には3人で会話している最中に部員のひとりがベンチから立ち上がり、白のスコートを前から捲り上げながら白のショーツを部員2人に見せている姿が描写されている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます