「二つの林檎」1900年頃 オディロン・ルドン
”私はピサロとともに、絵画という芸術は、ものの見方がわかっているならば、テーブルの隅にある1個の林檎の中にあると公言したい。林檎を描くということは、何かもっと馬鹿げたことだ。しかし、そんなにも単純なものを美に至るまでの何かにするためには、そこに絵画が完全な形であり、それは強固で柔軟で、実質に富み、人間存在、つまりその周りにある思想の雰囲気を作品の中で開示する、そういう豊かさと大きさに至るほど暗示的でなければならないのだ”
ーオディロン・ルドン「私自身に」
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