小野悦男さん
なんか色々な気分にさせてくれるちょっとイイ事件
めんどくちゃいんでコピペで堪忍
東京・足立区の幼女(当時5歳)がわいせつ目的で誘拐され、首を絞められ意識を失い、そのまま放置されたところを通行人が発見、一命を取り留めるという事件が発生。
目撃証言から同区の清掃作業員の小野悦男(当時59歳)を殺人未遂容疑で逮捕。小野は1974年(昭和49年)に松戸市で起きた信用組合職員殺害事件(俗に「松戸OL殺人事件」)で容疑者として逮捕されており、1986年(昭和61年)9月の1審で、無期懲役の判決だったが、1991年(平成3年)4月の2審で、人権派の弁護士の活躍などで、無罪を勝ち取り、「冤罪のヒーロー」として祭り上げられていた。
1996年(平成8年)1月7日、東京・足立区の駐車場で首のない女性の焼死体が見つかった事件(殺害は1月6日)についての捜査で、その女性の焼死体が発見された現場近くに捨てられていた布団から検出された体液が小野のものと一致。
5月2日の家宅捜査で、裏庭に埋めてあった首なし遺体と切断面が合致する頭蓋骨とノコギリが発見され、小野を追及したところ、犯行を自供。焼死体は茨城県出身の無職の宮内良江(41歳)で、小野と4ヶ月ほど同居していたが、家事をしない宮内と口論となりバットで殺害し、近くの駐車場で、ゴミと一緒に焼いてから頭部を切断。
小野は遺体を焼いた理由について「骨を実家に返したいと考え、焼いたが骨にまでならず、頭蓋骨だけでも実家に返したいと思い持ち帰った」と供述。
松戸の事件に関しては「無罪になった事件は、絶対にやっていない」と話しているという。1998年(平成10年)3月27日、東京地裁で無期懲役の判決。1999年(平成11年)2月9日、東京高裁で控訴棄却となった。