すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

フレッド・ハーシュ&ジュリアン・レイジ「フリー・フライング」

2014年09月17日 | 音楽

fred hersch & julian lage song without words#4 duet

Fred Hersch - Down Home

「ジム・ホールへのトリビュート、フレッド作の『スティールシネマ』という曲。
ブルースのようでブルースではないトリックの効いたところがジムを連想させるよね。」
「超絶プレイヤーであるフレッドとのデュオはまるでアドベンチャーだったよ。
ギターとピアノはマッチしにくいと言われているけど、全くそんなことは感じず、本当に自由な演奏ができた。
それは2つの楽器が混じり合って1つになったような感覚で、お互いのソロは独立したようなものではなく、
まるでトルネードのように常に回転を続け動き回っているような状態だね」
「このライヴでは僕はカー製Rambler112のアンプを使い、生音もマイクで拾った。
もちろんギターは11歳の時からずっと使い続けているリンダ・マンサー作の愛器Blue Noteさ。」
(ジュリアン・レイジ インタビュー/jazz guitar book Vol.36)


何回も言いますが 輸入盤は なかなか届きません
一ヶ月かかります
待ってなあきません

今回待たされたブツはこれ

FREE FLYING / FRED HERSCH & JULIAN LAGE

Free Flying [輸入盤]
クリエーター情報なし
Palmetto Records




FREE FLYING / FRED HERSCH & JULIAN LAGE

Fred Hersch(piano)
Julian Lage(guitar)

Recorded Live Jazz at Kitano NYC.
Feb 2013

ジャズギターとジャズピアノのデュオの有名なやつは
ビル・エヴァンスとジム・ホールがかました1962年の「アンダーカレント」
あれには ちょいとタマゲマシタが
今回のには もう少し大きくタマゲマシタ
コンテンポラリーな感じがひしひしと詰まっておりまして
音楽知識が著しく欠如している自分としては
どこを どーしたら こんなもんがでけるのかと
不思議 不思議 摩訶不思議なのです

ライヴ録音なので 曲が終わる度に 
お客さんがおっきめの拍手をされるのですが(ちょっとうざい)
あれは 皆さん 理解して拍手されているのか?
何を持ってしてファンタスティックとされているのか?
そりゃ 心躍る素敵で可愛い曲はあります(特に2曲目と表題作の4曲目)
しっとり 落ち着いた 繊細な曲もバシバシ出てきますし
実験的な匂いのする現代的なやつもありますし
「アンダーカレント」よりはバラエティに富んでいます
ピアノの音色もギターの音色もビンビンですし
技巧も多分超絶なんだと思いますが
聴く分には そんな難解でもありません
でも 自分には あーやってお客さんの皆さんみたいな拍手はでけないのです
わからないところが多過ぎるので 呆然自失状態です

1. Song Without Words #4 Duet
2. Down Home
3. Heartland
4. Free Flying
5. Beatrice
6. Song Without Words #3 Tango
7. Stealthiness
8. Gravity's Pull
9. Monk's Dream

最近知ることになったヤングなジュリアン・レイジさん自体がそもそも
ハイレベル過ぎてついていけないこと多しなのですが
ピアノソロの音の紡ぎ出しの間を縫ってジュリアン・レイジのギター伴奏と
ギターソロのバックに流れるピアノ伴奏の組み合わせの按配が
リラックス感より緊張感の度合いの方が強い感じがします
お互いの尊重の中での粗相できない戦いとゆーか
やっぱしJAZZとゆージャンルは 難解やのーとゆー苦手意識が消えません

この謎謎謎だらけさかげんが何回も何回も聴くハメになるのでしょう
ラーゲ・ルンド、ピーター・ヴァンスタイン、ジェシ・ヴァン・ルーラ、からのジュリアン・レイジの旅
このあたりで 購入は打ち止めにして この四人のアルバムローテーションをも少し掘り下げ
深く聴くようにしたいと思います
今回 初めて知ることになったピアニストのフレッド・ハーシュもかなり気になった人物ではありますが
そこまで頭が回りません
21世紀のJAZZの海は足が全然届かない とてつもなく深くて広い
ピアノに関してはセロニアス・モンクについてもっと知る方が近道な気がするのですが
そこまで頭が回らないのです

The official website of jazz pianist/composer Fred Hersch.

Fred Hersch (born October 21, 1955 in Cincinnati, Ohio)

julianlage.com

Julian Lage (born December 25, 1987)

Guitar Etude #1 by Julian Lage

Julian Lage Trio - "233 Butler" - LIVE FROM THE CROWN: 2012

JULIAN LAGE

Julian Lage-Taylor Eigsti Duo - Lil Darlin' @ musig-im-ochsen, Muri

Le guitariste Julian Lage joue au Montreux Jazz

Julian Lage - "Welcoming Committee" Live at KPLU









Gladwell
クリエーター情報なし
Emarcy / Umgd


Sounding Point
クリエーター情報なし
Emarcy / Umgd



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (odies)
2014-09-17 12:46:34
youtubeで聴いてすぐ注文してしまいました。
https://www.youtube.com/watch?v=c-AO8JiGeXc

いつも良い音源の情報ありがとうございます。
映画も美術も・・・破廉恥も・・・(笑)
返信する
odies様 (よしはら)
2014-09-17 14:34:23
注文してもなかなか届かずイライラしますよ
8月に注文したやつが昨日やっと届きました
多分 素晴らしいアルバムなんだと思いますが
その良さがわかるまでは時間がかかりそうです
まだ3回ぐらいしか聴いていませんが
5曲目あたりから ちょっと飽きてきて退屈になります
ジュリアン・レイジはとても若い人なので
まだまだ底が知れません どうなっていくんでしょうか
返信する
Unknown (odies)
2014-10-14 08:45:34
じっくり聴きましたが 最高です。というかピアノの人のほうがスゲーって最初思いましたが、聴いてると両方すごかった(笑)何がすごいって従来のJAZZの進行らしくなっていうか。。。そんなJAZZのこと知らない私が言うのもへんですが、JAZZらしくなくてよかったです。

いっしょにGladwellだと思うんですけどいっしょに買いました。こちらも現代音楽調からTVドラマの主題歌っぽいの、までいろんなネタで作られていておもしろかったです。

ありがとうございました
返信する
odies (よしはら)
2014-10-14 11:47:56
紹介しといてなんですが
スゲーことはなんとなくわかるのですが
どのよーにスゲーのかよくわからないのです
JAZZっぽいのかそーでないのかもわからないのです
速さとかタッチフィーリングとか
高等すぎて 下衆な自分には ちょぃと敷居が高いまんまで なかなか踏み込めない領域であります
そんなわけでジュリアン・レイジはちょいとお休みしています
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