すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

浮き沈みダイエット  「レイジング・ブル」

2006年09月24日 | 映画・テレビ・動画
1980年

このシネマは白黒でちょっともったいない気がしますが名画です(パート・カラーがおしゃれ)

「タクシードライバー」のマーティン・スコセッシ&ロバート・デニーロコンビがガッツリ組んだ女人禁制、男子の大好きなもんが詰まりまくっています

「人生浮き沈み」の教科書、でも浮いている時だって性格は最悪の疑心暗鬼で幸福で落ち着いた気分なって丸で無し

普通の頑張るだけの栄光と挫折系ボクシング映画ではありません、お気楽なアメリカンドリーミングなんて無縁、カッコイイだけだったらカッコ悪いから、カッコ悪いもカッコ良くの戦略が練られています、嘘です、大半全てがカッコ悪いんですね、「ロッキー」では頭が悪くて恥ずかしいと思ったんでしょうね

映画自体もイイわけですが、やはりポイントはロバート・デニーロのダイエットと逆ダイエットの体型コントロールでしょう。別に特殊メイクとかでやっつけちゃえばイイもんを自分の体を使って絞ったり膨張させたり、ストイック好きなデニーロ。ダイエットに励んでいらっしゃる中高年の皆様は必見ですね「自分は甘かったな、生ぬるかったな」と恥ずかしくなることでしょう。「ヤルんならここまでヤレ!」と。(太っちょになる方がムツカシイらしい。)そりゃあ頑張ったんだからアカデミー賞ぐらいあげないと。

ストイック好きっぽい松田優作も生きていればいつか絶対つまんないボクシング映画やってたんやろ~なぁ~と思います、デニーロのよーにストイックが自然に日常茶飯事にできる人じゃない分「痛い」ですからね松田優作、やっぱり「ストイック」は他人に言ったらもうその時点でカッコ悪いんでね、松田優作のカッコ悪さはそこにあります

好きなシーン
1、言わずと知れたチャンピオン戦の控え室からリングに上がるまでのワンカット
2、疑心暗鬼・嫉妬に狂って弟と嫁をしばきまわすシーン
3、デブ期に騙されて未成年に客を取らせてブタ箱に放り込まれて壁を殴りまくるシーン

まちがいなくロバート・デニーロのPVです。女子には関係ありません。多分ビート・タケシはこのデニーロの佇まいを結構パクっていると思います

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2 コメント

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Unknown (たご)
2007-06-25 23:38:54
男子の欲望は丸出しにして追求すると結局幸せになれないんですね。どんな時も不幸しか似合わないモンタナ。満たされない度合いが深いほど強くなれるんですが、歳くってどーでもよくなると、ほんとーにどーでもイイ感じのだらしないデブに成り下がる男子の性。この映画多分女子にはわからない男子のカッコ悪い美意識が丸出しで、女性蔑視映画でもあるよーな気がします。
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Unknown (アー)
2007-06-25 17:43:50
その通り!女子の出番など、まったくありやしません。
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