警視庁小岩署は、12月9日までに東京都江戸川区に住む無職・竹林純一容疑者(74)を傷害の疑いで逮捕した。アパートの敷地内で80代女性Aさんの左耳を包丁で切断したとされる。竹林容疑者は「自分がやった」と犯行を認めているという。
「逮捕容疑の事件は、12月8日夜11時ごろ起きました。竹林容疑者は隣の部屋に住むAさん宅から発生する音が気になったのか、『うるさい!』と壁を叩いたそうです。さらに玄関を叩き始めたのでAさんがドアを開けると、むりやり押し入った竹林容疑者に襲われたとか。Aさんが恐怖を感じ逃げようとすると、後ろから包丁で左耳を切りつけられたといいます。 Aさんの『助けて!』という悲鳴や、竹林容疑者の『こらぁ!』という怒声を聞いた近隣住民が110番通報。警察官が駆けつけると、現場室内には耳から大量の血を流しているAさんがいました。
さらに隣室にいた竹林容疑者に話を聞くと『部屋に入って耳を切りつけた』と犯行を認めたため、現行犯逮捕となったんです。Aさんは右耳もケガしていますが、命に別状はありません」(全国紙社会部記者) 近隣住民によると、竹林容疑者が事件現場となったアパートに引っ越してきたのは約3年前だという。
当初は周囲にも気さくに話しかけていたが、半年ほど前からはトラブルが続発していたようだ。 「原因はわかりませんが、急に不愛想になった印象です。周囲には『掃除する音がうるさい』などと、少しでも気に入らないことがあるとスグにクレームをつけていました。近隣との交流はほとんどなかったと思いますよ。仕事をしていないのか一日中部屋にいたようです」(近隣住民) 竹林容疑者は頼る人もおらず、周囲への不満を一人で募らせてしまったのだろうか。警察の調べに、Aさんの左耳を切断した動機について「ふすまを開け閉めする音がうるさかったから」という趣旨の供述をしているという。
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