すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

THE赤井英和「どついたるねん」 1989

2013年06月23日 | 映画・テレビ・動画

どついたるねん

1989年

監督 阪本順治
脚本 阪本順治
製作 荒戸源次郎

出演
赤井英和
相楽晴子
麿赤児
原田芳雄
大和武士

美川憲一
笑福亭松之助
正司照枝
芦屋小雁
結城哲也
輪島功一
ハイヒールモモコ
山本竜二

ひっさしぶりの「どついたるねん」
今回の発見は ラストのめっさカッコええストップモーション中 エンドロールで原田芳雄が歌うイマイチな曲の作曲者はキャロルの内海利勝でした う~んイマイチ
そのイマイチ具合がヨイ 原田芳雄さんはほんまに曲に恵まれなくってヨカッタ ヨカッタ

この映画は やっぱし あの時代の赤井英和のドキュメントですな
ボクサードラマもんですが 全てをひっくるめて赤井のノンフィクションでドキュメント
一挙一足 立ち居振る舞い 空気感がね 台詞下手とか演技こなれてないとか そーゆーのどーでもエエん
ザ・赤井英和 見てくれ赤井 どやさ赤井  おもっくそ暑苦しいのに冷ややかな感じ
エエカラダ 
この映画で見れる赤井さんは 繊細でナイーブな感じに見えますが
あの人 ほんまに怖いんですよ 逆らわんほーがエエですよ



昔 ハワイの料亭でメシ食うて飲んでたら 横の座敷で 下品な暴力団らしき方々が騒ギまくっとるん
ものすごく怖い ほんまに怖い
でもその会話をよく聞いてみると ほんまに怖い人は一人だけのよーな感じ 
インネンつけられて 恫喝されんうちに 早く帰りたい
思いつつ トイレのため席に立ちと 廊下でその暴力団らしき方が
赤井やった

その時のほんまにおっかない 会話センスがカラダにこびりついてますけん
テレビで どんな柔和な 情けない ゆるゆるな 赤井見ても
「あの人はほんまに怖い人やねんから」としか思えへんのです

赤井 英和(1959年8月17日 - )

赤井英和公式HP

才能があるんか無いんかよくわからない阪本順治監督のビンビンな初監督作品とゆーこともあって
突っ込みどころとか ダメダメな箇所は満載なのですが
ほんまはおっかない赤井さんのあの時代のビンビンさ加減が美味く巧く上手く伝わってくるよーの写し切り取ってくれたので
あっぱれ あっぱれな仕事です

この映画のいっちゃん好きな箇所は
ジッョギング中の赤井にハイヒールモモコレポーターに煩くインタビューされて 赤井が道端指して「あ、ウンコ」ゆーとこです
他のシーンはほとんど忘れてましたが このシーンだけはよく覚えております
あと 芦屋小雁がソ-プランドで「ちべたいのんかけて ちべたいのん」てとこです ちべたいのん

でもね 期待して映画館にいそいそ出かけた
大和武士主演の「鉄拳」は 見事にハズレでした
大和さんもおっかなそーなので あまり悪口は云えなせんが

『鉄拳』 1990年 阪本順治監督 予告編



多分 阪本順治監督のエエところは 
出演者(主役のみですが)のパーソナリティーを ごろんとまんまに切り取って見せれるとこではないかと思いました

あっぱれ藤山直美PV 「顔」


どついたるねん [DVD]
クリエーター情報なし
パイオニアLDC


映画パンフレット 「どついたるねん」 監督阪本順治 出演赤井英和
クリエーター情報なし
アットワンダー


浪速のロッキーのどついたるねん―挫折した男の復活宣言
クリエーター情報なし
講談社

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« GO!GO!六義園 | トップ | 贖罪はヤメて「さよなら渓谷」 »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ボクシング映画 (F・ガタリ)
2013-06-25 20:40:51
我が、ボクシング映画ベスト5。
1.鉄腕ジム
2.キッズ・リターン
3.どついたるねん
4.レイジング・ブル
5.(ボクシングじゃないけど)カリフォルニア・ドールズ

すみません、勝手に、気ままに、思いつくまま。
返信する
ロッキーは? (よしはら)
2013-06-25 21:11:55
あらら ロッキーは入っていないのですか?
ロッキーは入るでしょ
自分はレイジングブルが1位でロッキーが2位でどついたるねんが3位ぐらいですね
鉄腕ジムはわかりません
カリフォルニア・ドールズはヨイですね
キッズリターンはあんまし好きじゃありません
やっぱりロッキーがヨイでしょ
返信する
(無)意識的に・・・ (F・ガタリ)
2013-06-26 12:44:17
仰せのとおり、ロッキーは入れるべきでした。
正直に申しますと、入れようとしたのですが、映画好きを自称している私にとって、何だか気恥ずかしい気がしたのと、続編も含めると評価できないところがあって・・・。
私の躊躇を見透かされたような気がいたします。
映像のプロの方に失礼であったかと・・・すみません。

最近、北野武の映画を数作観て、結構いいなあと思っているのですが、キッズ・リターンを評価されない理由(などがあれば)を教えていただければ幸いです。
返信する
Unknown (よしはら)
2013-06-26 22:47:33
ロッキーは2あたりまではヨカッタよーな気がします
それ以降は酷かったよーな
よく覚えてません
1は名作でした 泣きました エイドリアーン!ですよ
「キッズ・リターン」は内容全然覚えてないのですが
なんかスカしてる印象があったのです
ムカついた気がするのです
とにかく覚えていないので また見返さないとあきませんね
返信する
ありがとうございます (F・ガタリ)
2013-06-27 13:07:38
キッズ・リターンのスカした印象・・・これは意外な言葉でした。
北野作品全部観てから、また投稿させていただきます。
有難うございます。

また、ウクライナ21・・・私にとって21という数字はラッキー番号なので・・・衝撃度が倍増でした。
返信する
Unknown (よしはら)
2013-06-27 21:31:29
すんません キッズリターンほとんど記憶がないのです
ウクライナ21も勇気がないのとめんどくさいのとで いつも途中で観るのをヤメてしまい まだ最後まで見てません
北野たけしとゆー人はみんながゆーほど偉大な人だとは思えないのですが
返信する

コメントを投稿

映画・テレビ・動画」カテゴリの最新記事