
ギター弾きの恋 Sweet and Lowdown
監督 ウディ・アレン
脚本 ウディ・アレン
出演者 ショーン・ペン サマンサ・モートン
音楽 ディック・ハイマン
上映時間 95分
公開 1999年12月3日 2001年3月17日
懸案事項であった「ギター弾きの恋」4度目の鑑賞
1回目は勿論映画館で
これは純粋に感動しまくり ただし主役がショーン・ベンであることに気付かなかった。

ウッディ・アレンのかました通りエメット・レイって実在の人物だと信じて疑わなかったイイ客です。なんでそーゆー嘘をつくんかねー?ってパンフレット読んで思いました
勿論当時ジャズ大嫌いな自分はジャンゴのことなんか全然知りませんでしたし、この映画を観たからといってジプシースゥイングに興味も持ちませんでした

2回目はDVD発売日に購入してね
やっぱしサマンサ・モートンが可愛いことを再認識。そしてショー・ベンは見る度に印象がコロっコロ変わるその百変化ぶりに脱帽


3回目は自分もギターとゆーのを生まれて初めて手を出してしまい練習などをしだした頃
ショーン・ベンが実際に弾いていない(同録していない)ことに気付きムカつきまくる。これは練習しまくって同録して欲しかった、いや、そーすべきだった!と強く思いムカついた。初めてこの映画を否定的な見方をしました
でもサマンサ・モートンはやっぱし可愛いかった

そして今夜は4回目
もー既になんとなく偶然の流れから聴き出したジャンゴの曲をめ一杯なんべんもなんべんも聴いてるし、ジャンゴの継承者たちの演奏も聴き倒してる今夜の俺、
また同録ではない音と指の動きがシンクロしないことにムカつくかと思いきや、全然それはない、いやいやショー・ベン頑張ってるよー、こんなの映画俳優さんが付け焼刃で練習しまくってもできるわけないことやからねー 雰囲気でエエわけよ
ショー・ベンは雰囲気イイしね
っーかほとんどジャンゴの曲 め一杯ジャンゴの曲が出てくるのがめっさ嬉しい
しかも美しい録音状態で、これはサントラもイイかもしんないね

そしてサマンサ・モートンは相変わらず可愛い過ぎ
ショー・ベンの憑依ぶりに土下座したくなりました
やっぱしこの映画はジャンゴも通り抜けて観るとますます名画やなーと思う。
結局「映画力」「説得力」のある映画なんだなと思いました

サマンサ・モートンがね、ギターの音を聴いている表情が絶品
サマンサ・モートンが結婚した後ショーベンが尋ねてくる時の表情が絶品
そしてもちろんショー・ベンの哀しみも絶品
しかしセルマー系のギターは壊しちゃいけんよもったいない。誰かセルマー・マカフェリくれ!!石橋楽器クレ!!

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1. アイル・シー・ユー・イン・マイ・ドリーム(ディック・ハイマン・グループ&ハワード・アルデン)
2. キャラヴァン(バニイ・ベリガン楽団)
3. スウィート・ジョージア・ブラウン
4. アンフェイスフル・ウーマン(ディック・ハイマン・グループ&ハワード・アルデン)
5. ヴァイパー・マッド(シドニー・ベシェ&ノーブル・シスルズ・スイングスターズ)
6. 苦しみを夢にかくして
7. オールド・ファッションド・ラヴ
8. ライムハウス・ブルース~ミステリー・パシフィック
9. ジャスト・ア・ジゴロ
10. 3:00A.M.ブルース
11. オール・オブ・ミー~南京豆売り
12. スイングしなけりゃ意味ないね
13. シャイン
14. 夢のシャボン玉
15. ゼアル・ビー・サム・チェンジス・メイド(ディック・ハイマン・グループ&ハワード・アルデン)
おこがましくも近親憎悪の故と申しましょうか、暫くアレン断ちしていたもので。
やっぱり好きだなぁ。