すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

火花 映画版

2017年12月16日 | 映画・テレビ・動画

火花 
映画版
2017

監督/板尾創路
原作/又吉直樹


菅田将暉
川谷修士
桐谷健太
三浦誠己
木村文乃

見るか 見るまいか随分と迷いました
原作はしょっぱな読んでめんどくさくて読むのやめたし
板尾さん監督の映画は2本とも 見かけてめんどくさくて途中で止めたし
でも2丁拳銃修士見たさに 行きました
正解です 泣きましたでー

出演者 主要5人がバッチグーでパズルのピースが全部ぴったりはまる感じ 
一つ抜けても成立しないとこ
そして 板尾さんの抑制の効いた切ない演出と隠れた愛情
照れ臭そうな熱気 

とにかくもー 解散ライブの時の 
菅田くんが喋ってる横での川谷修士の佇まいに 長時間涙が止まりませんでした
こんなに長い時間泣かせてくれる映画には滅多に出会えませんから

菅田くんとか桐谷くんとか三浦さんとか木村さんの上手さは何べんも見せられてので 
当たり前の周知の事実ですが
修士の声と間と佇まいはほんまに絶品です
二丁拳銃のDVDも持ってますし 肉眼で営業ネタも一度目の前で見てますが
今回の修士はもー いろんなもんが入って来て切なさの塊なのです

木村文乃さんのヒョットコ系の変顔はめちゃくちゃ可愛いです

ラストの終わる瞬間もめっさカッコええです
菅田くんの台詞でカットアウトでエンディング曲
歌もエエです 好きな曲ではありませんが 
あの二人が歌う歌のハートがビンビンでエエです

こんなに完璧にエエ映画が作れた板尾さんは
多分照れ臭くて 公開直前に脇の甘いラブホ不倫事件を起こしたのではないかと思います
それで全てのピースがうまくハマります
やはり人間 脇が甘くないと魅力が半減しますからね

難をゆーなら お笑い芸人ものなのに 一切笑えた箇所がないところですかね
それは こーゆー映画の中ではムツカシイところですけどね
全く一切笑う箇所がなかったのが不思議です
会話の全てが ボケ&ツッコミで成り立たせているんですが
全然面白くはないんです
でも別にイイです 映画ですから
又吉と板尾さんのお笑いに対するマニアックな哲学が随所に煩いぐらいに出てきます


火花 (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 藤吉久美子は何をしてもエエ | トップ | キー・トゥーザ・ハイウェイ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画・テレビ・動画」カテゴリの最新記事