結論:宮崎あおいはタイプじゃなかった
他人の死には冷淡な私です。今期の朝ドラ「純情きらり」は結構泣かせていただいたり感動させていただいたり、つまらなかったりムカついたり、色んな気分にさせてくれました。こんなにイイ時と悪い時の落差の激しいドラマも珍しい。「渡鬼」なんか永年ず~っと同じ気分で見てますからねー。
あと宮崎あおいさんもヨク見えたり悪く見えたりの落差が激し過ぎまして、イイんだかよくないんだかさっぱりわからず、結論は「なんにも思わない」「ノーマーク」人物とゆーことに落ち着きました。でもこーゆー女優さんは人気者になることだけはわかります。気取っててイヤだけどね、「女優」ですよね。
NHK朝の連続テレビ小説↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/NHK%E6%9C%9D%E3%81%AE%E9%80%A3%E7%B6%9A%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E5%B0%8F%E8%AA%AC
NHK朝ドラ史上初めてでしょうか?、ヒロインの死って。ハッキリ死んでしまうシーンはごまかして無かったんですが、匂わすだけ、せっかく医師に平田満のよーなイイ役者さん起用していながらの宝の持ち腐れ、だってヒロインの死を宣告する為だけに雇われたはずなのに、そのシーンは無しって、平田満の立場は???
このへんの中途半端さが「純情きらり」を象徴しています。イイのか悪いのか中途半端。視聴率狙いの気合いが入っているのはわかるんですが、全体としての整合感がバラバラで、「何をやりたいのか」「何がテーマなのか」がさっぱりわからなかったんです。音楽家でもなく味噌屋にも成りきれず結核で死んでしまいました。なんじゃ、そりゃ?結論つけれないから殺しとけばイイやって無理矢理な感じか。
ま、ドラマにそんなもん求めても仕方ないんですが、時々ものすごく良くて泣かしてくれたりするから期待しちゃうんですよ。だから裏切られたよーな気分になるんです。
ま、終わり方もイマイチってことで、次回作に期待しましょう。何しろ我らが関西人の救世主藤山直美様ですから絶対ハズシません、制作がNHK大阪であれば完璧な布陣です、これは期待しないほーがムリって話でしょう。
きっと「クドイ」「暑苦しい」「ヒツコイ」藤山直美様のPVになってしまうことでしょう。DVD録画の準備しないとね。
とゆーことで藤山直美は宮崎あおいの生まれ変わりってことで・・・
次回作はビジュアル的にイカシ過ぎなんで必見!てゆーかダビングしないといけんですよ!!
あとストーリー的には「今までのヒロインは何かを成した。」が主流ですが「何も成すことが出来なかった。」てのが今回のテーマらしく、そうすることによって「ああ、桜子は色々夢や可能性を持ちながら、時代や環境のせいで叶えることができなかった・・・まるで私みたい!いいものを見せて貰った。感動をありがとう。」と勘違いした方々が「こんないいものを創ってくれたNHKの受信料は、ダンナの小遣い削って払わなくっちゃ!」というマジックにかかるワケであります。
ところで次回作の「いもがきたなんとか」のキャステイングですが・・・ビジュアル的に今回の方々に比べてなかなかツライものがあって・・・多分私はBSニュースかなんかで、あの時間帯はやり過ごすことになると思います。はい。