とりたてて何もない日々のらくがきノート

からだに関することや昭和の懐古、たまに俳句など

夏向きな小話

2024-07-24 20:03:16 | 日記


もう暑くて、脳みそがうでタマゴになったような感じなので
今日は短い話を三つほどして終わりにしようと思う。

数ヶ月前だったかyoutubeで、ある人が神社の境内を歩いている時
そんなことをする人はそこにいないのに、二の腕をぐっと掴まれた
感じが明らかにしたそうである。でも不思議とイヤな気持ちにも
ならず、場所が場所だけにきっと守護霊さんの合図か何かだったの
だろうとその人は言っていた。

私の似たような体験は、10年くらい前の夏のお昼すぎ、なにげなく
近所の川の土手の階段を降りて、誰もいない川原から水の流れを眺めて
いたら、右肩に誰かの手の感触を、はっきり感じたことである。例えば、
道を歩いていて後ろから知り合いに、ふいに肩を掴まれる感じと
そっくりであった。
すぐに後ろを振り向いてみたが、当然だあ~れもいない。いるはず
がない。この時は先のyoutubeの人と違って、一瞬ぞっとして少し怖い
ような思いをした。

それとこれは半年くらい前の早朝のこと、用があってコンビニに
向かっていたら、歩道に、からだを二つ折りにしてうずくまり、
全く身動きしないおばあさんがいた。一瞬ギョッ!として歩みを
ゆるめながら観察すると、その人のからだの輪郭というかうずくまった姿
の色合いがどう見ても、「薄い」のである。 
それに気付いたので、すぐ眼をそらし、通り過ぎても決して振り向かない
ようにしようと決め、その場をやり過ごした。今でもそうしてよかったと
思っている。

もうひとつは、私が小2の頃だったと思うが真夜中に目が覚めて、なぜか
すごく怖い感じがして足の先の掛布団の裾の方を見ると、何か黒っぽい
ようなねずみ色のような細い煙のようなものが、とぐろ巻いていたのである。
それで驚いてさらに怖くなり、怖くなったがどうすることも出来ずに
いたら、その煙みたいなのがするすると掛布団の裾から布団の中に入って
来るのである! 
その時点で恐怖は頂点に達し、しばらく固まってしまっていたんだと思う。
そのあとどうなったか覚えていないが、子供の事だから時間がたって
自然に寝てしまったのだろう。単に夢を見てたんだろうと思われるかも
しれないが、夢にしては情景がリアルだったように思われてしかたない。

まあ、あまり珍しくもない話ではあったが、暑くて文を綴るには
ちょっとアタマが追いつかないので、今日のところはこのへんで勘弁して
もらいたいと考えてしまった水曜日である。

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