(観音寺市 琴弾公園)
Kドラマに嵌まってしまうのは女性の方が割合多いようだけれど、私の
母親もそうで、TV番組に面白いものがないと言うので、数年前から
ネットでレンタル落ちの、なるべく話数の多いKドラマのDVDを見繕って、
観てもらっている。
BSなどでも相変わらずKドラマは放送されているが、最近のはあまり
母親には気に入るドラマが少ないらしい。それに放送局も資金不足で
新しいドラマを輸入出来ないのか、「ホジュン」「イ・サン」「トンイ」
など何回も繰り返し放送されているみたいである。
それで、昨日母親が観終わったのが「女人天下」で、これは150話まである。
私も面白そうなのは一応観てみるが、この「女人天下」は30話ぐらいまでしか
観れなかった。私は超長編の場合、たいていドラマの本筋の進み具合が遅く
感じてしまうので(丁寧で懇切に制作されているとも言えるが)、ずっと最後
まで観られなくて頓挫してしまうのである。
時代劇も面白いのはたくさんあるが、私は1960年代とか1970年代の頃が
描かれたドラマがなぜかとても好ましく思われて、何度も観てしまうものも
ある。その頃の韓国の住居とか服装・風俗、はたまた世相とかに興味がある
のかもしれない。
これまで観たドラマの中で面白かった、良かったと思ったもののひとつに
「あなた、そして私」がある。これは時代背景は70年代よりあとになるの
だろうが、韓国で放送されたのは1997年であるらしい。地方の漁村の風景で
あったり山奥らしい軍の基地での生活であったり、ソウルの小さな食堂での
人間模様であったりとか、書いていると切りが無くなってくるが、すごく
惹きつけられるものがあった。
あとこれはトリビアと言うか、色々観てきて気付いた事だけれど(すでに
知っている人も多いのだろうと思うが)韓国の住まいの障子は、障子紙を
貼り付けた面を、部屋の内側に向けるのが普通らしく、これは日本の場合と
逆である。くわしくは調べた事もないので、どうしてかは知らないが、どの
ドラマでも障子はそうなっているので、ちょっと面白い事と思ったのである。
Kドラマを好きな人は数多いるし、もっと楽しい記事もたくさんあるだろう
けれど、一応私も試しに練習のつもりで書いてみた金曜日の夜なのである。