とりたてて何もない日々のらくがきノート

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やっぱりよく効くツボ押し

2024-12-18 20:18:18 | 日記


歳を取るとトイレが近いとか下腹部のあたりの問題が
出て来る人が多いと思うが、私の場合左の下脇腹に
軽い鈍痛が出たり、下腹部の中心周辺に少し違和感を
感じたりする事がある。

2ヶ月ほど前からそんな感じだったので、薬でもと思い
以前効き目のあった漢方薬のメーカーの名前がうろ覚え
だったので、スマホで検索したら最初に「60秒の体質
自己診断」というページが表示された。自分に当て
はまる身体の状況をチェックしていくだけで6タイプ
のどれなのかがわかる仕掛けで、それによると私は
どうやら「血虚」というタイプなのだそうだ。

血虚とは血が不足している状態で全身に栄養が行き渡らず
循環がよくない体質、という事でレバー・黒ゴマ・ホウレン
ソウなどを食べるのが良いらしい。貧血はあまり自覚した
事がないがレバーやホウレンソウはほとんど食べないので
そうなのかもと思った。このところ疲れやすいと感じるのは
貧血気味だったのか、と半信半疑ながら思い当たる節も
あった次第。

症状が出て来ると漢方の八味地黄丸を服用するけれど2、3日
飲んでいると、あっと気付く事がいつもある。それはすっかり
忘れていた足の三里の「ツボ押し」である。なぜきれい
サッパリ頭の中から消えるのか定かでないが、たぶん理由は
これが結構ひどく痛いからなのではないか。誰でも痛い事は
避けたい。でも症状を良くするにはやるしかない。でも痛い。
そうした愚図愚図を1週間ほど続けてやっとツボに指を当てる、
というのを繰り返しているようだ。

ようやく朝と晩に左右の足の三里を1回3秒で5回ずつ押すのを
2週間ほど続けるとこれがウソのようにだんだん下腹部が
スッキリしてくる。そして4週間ぐらい続けると、今度は
不思議な事に押しても痛みをほとんど感じなくなってくる。
その頃には症状も改善されているから、ツボ押しもやめて
しまい、八味地黄丸も飲まなくなる。
それでまた次に症状が出たときはツボの事はどこへやら、と
いうのが私のパターンらしい(笑)

ツボ押しについては、もう5、6年も前になろうか『8つのツボ
で30の病気を治す本』(髙橋 徳著)で知った。この本に
よれば色々な慢性的な症状(肩こり、頭痛、めまい、耳鳴り、
腰痛、膝痛、胃痛、高血圧、糖尿病、アトピー、頻尿、
自律神経失調症等々)は、ツボ刺激によって改善されるとある。

病院の処方薬には副作用が必ずあるが、ツボを刺激するだけ
ならそのような事は皆無だし、自分で押して刺激するのだから
治療費もいらない。私が今までに試した事があるツボは、
合谷(ごうこく)、風池(ふうち)、足の三里で

合谷の効用は、肩こり・頭痛・目や鼻の症状など
風池の効用は、めまい・耳鳴り・目の疲れ・かすみ目など
足の三里の効用は、胃腸疾患・アトピー・頻尿・前立腺肥大症など
となっている。

今日の記事を書くに当たって少し本を読み返してみたが、改めて
ツボ刺激の効果が広範囲であることに気づき、もう歳なんだから
これからの予防という事も考えて、痛いのはある程度我慢の上で
これからツボをどんどこ押していかねばなるまい(笑)とつくづく
思ったわけである。

*補足 8つのツボ:足の三里、合谷、肩井(けんせい)、風池、
          腎愈(じんゆ)、三陰交、陰陵泉、内関 

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