大公望が周に仕官する前、ある女と結婚したが太公望は仕事もせずに本ばかり読んでいたので離縁された。
太公望が周から斉に封ぜられ、顕位に上ると女は太公望に復縁を申し出た。太公望は盆の上に水の入った器を持ってきて、器の水を床にこぼして、「この水を盆の上に戻してみよ。」と言った。
女はやってみたが当然出来なかった。太公望はそれを見て、「一度こぼれた水は二度と盆の上に戻る事は無い。それと同じように私とお前との間も元に戻る事はありえないのだ。」と復縁を断った(出典は後秦の時代に成立した『拾遺記』による)。
この話から一度起きてしまった事はけっして元に戻す事は出来ないと言う意味で、覆水盆に返らずと言うようになった。なお、四字熟語では覆水不返(ふくすいふへん)。
このイラストのように、一度食べてしまった美味しい焼き芋は、また食べる事が出来るが、太ってしまったら取り返しがつかない・・・(何の事?)
わたし? 私はだめですよ! 夢子さんの言い成りですから・・・
もう、何を言い出すかと思えば・・・知りません・・・夢子