今、ショッキングなニュースが入ってきた
漫画家の「はらたいら」さんが亡くなったそうだ
63歳。肝不全だったらしい。
はらさんと言えば縁が深い
シネマ企画の国枝・山下両氏もお世話になっている。
今から15年前、高知で行われたジョン万次郎生誕150周年記念
「ジョン万次郎物語」を私たちは舞台公演した。
*脚本・栗原剛志
*演出・国枝量平
*主演・澤田誠志(ジョン万次郎)
*制作・山下真理
*ちなみに、はらさんも高知出身です。土佐山田という所です。
はらさんは、高知で「おらんく風土記」という人気番組を持っていて
「ジョン万」の時にお世話になった。
番組がジョン万の故郷(俺の故郷でもある。)土佐清水に来てくれて
色々と取材してくれたのだ。
そのはらさんの協力もあり、「ジョン万・・・」は、
3回公演で、2338人を動員し大成功を収めたのである。
シネマ企画自体もこのイベント参加が大きなキッカケになってるはずだ・・・
そのはらさんが63歳という若さでこの世を去った・・・
ジョン万のセリフのなかに
「この世の無情を感じます・・・」
というセリフがあったのだが、まさに、その通りです
ジョン万の公演も無事に終わり東京に帰ってきて、はらさんの事務所に
電話いれて、舞台の成功を告げて、ビデオを送った事を思い出した・・・
はらさんは見てくれただろうか・・・
いや!!見てくれたはずだ!!!
高知の空港で偶然バッタリ逢って、立ち話をした事も思い出した・・・
又ひとり、偉大な高知の先輩を失った
はらさんは、長い闘病から復帰してきてこんな事を言っていた・・・
「人は大病をすると、色々な事が見えてくる。
私の漫画にもたぶんそれは現れるだろう!しかし・・
それを解かるのは私だけかも知れない・・・」
奥の深い言葉だ
俺の交通事故で見えてきた如きのものではない
阪神タイガースのファンで、昔、掛布に詩を送っている。
娘・麻衣子さんはバレリーナである。
プロ野球ニュースの司会もしていた。
クイズダービーでは一世を風靡した・・等など・・・
2006,11,10 没
ご冥福を、心からお祈り致します・・・・合掌