終わりました…
12年間の超ロングランの千秋楽が昨日幕を閉じた…
《TAKE-Ⅱ》の閉店だ
人間で言うと、小学校を卒業し中学校に上がる前だ。
けっこう長い…
昨日はオープンして2時間で満席になった…
しかしお客さんからは引っ切りなしに連絡が入る…
待たせてる状態だ
キッチンに入って飲んで貰ったお客さんもいた…
いわゆる「キッチンドリンカー」だ…
…違うか
しかし昨日は混んだなぁ…
超~~~満席だったわ
思い起こせば12年前、俺は池袋西口に一人で店をオープンした。
店が起動にのりお客さんも増えはじめると同時に
従業員も一人増え二人増え、一時期は四人もいた。
7、5坪の店に四人だ・・・・
多過ぎや!っちゅうの
当時はドラマの仕事を主にやっていたので、お客さんからはよく言われた…
「また休みなの~!」と…
まぁ、それが理由ではないが、俺は暫くして事務所を辞め
舞台中心に活動するようにした訳だが…
店が軌道にのると変なもので役者魂が揺らいだ…
「これでいいのか…?」
変な不安は尽きないもんだ…
店が忙しくなればなるほど「?」となる。
そんな想いからか今年に入り、店の方も原点である一人に戻り
一人で営業を始めた…
敢えて従業員を補充しないで…
するともっと自分で自分を追い込んでくる…
「本当にこれでいいのか…?」
結局答えが見つからないままに過ごす日々が続く訳だが…
だがやはり「これはイカンだろう!」と言う想いが強くなる
結局『もっと原点に戻らないと!』と言う事になり
今回の《閉店》と言う事になった訳だが・・・
今回の《閉店》に関し他の店の経営者の人達からも
沢山の言葉を貰った…
「もったいない」
「残念だ」
「しっかりと根付いた看板なのに何故?」
嬉しい限りだ
しかし俺の「?」は膨らむ一方だし
これ以上中途半端にお客さんを迎える事は出来ない・・・
昨日も名古屋に居るキチメンの《いぐち》から電話が入り言葉を貰った…
「兄さん!お疲れ様でした!」
京都の《池田》からも「お疲れ様でした!ゆっくり身体を休めて下さい」
《矢嶋・五十嵐》も「お疲れ様でした」と…
《伊東つかさ》ちゃんと《川上麻衣子》ちゃんからも
「長い間お疲れ様でした」
と言葉を貰った。
《大倉君》からも「少し寂しいです…」と。
《長瀬君》はサプライズで来店してくれるハズだったらしく…
結局、急な仕事で流れたが…
「うらのうら」の《明楽》《射場》からもメールが…。
その他、沢山のお客さんからもメールを…。
後、ファンの方達からも沢山の頂き物が届いたりで…
本当にありがとうございました
《写真》は「うらのうら」に出演して貰った『さくらちゃん』(左)と
妹の《ふぶきちゃん》から頂いた【手作りケーキ】だ
これには泣かされた…
皆さん
本当にありがとうございました
澤田誠志 51歳
原点からもう1回自分を見つめ直したいと思います。
【初志】
2008年10月27日