童謡

　シャボン玉とんだ　　屋根までとんだ

　　　屋根までとんだ　　　壊れて消えた

　　　風、風ふくな　　　　　シャボン玉とばそ　

 

 

 今月の２９日は、野口雨情の誕生日だが・・・

この唄は、作者の野口雨情が流産を体験したとき、たまたま空を飛んでるシャボン玉を見て作ったらしい。

雨情、２５歳の時だ。

　　　シャボン玉＝自分の子供

大空に羽ばたこうとしているシャボン玉が壊れてしまった・・・


　　　風、風吹くな、シャボン玉飛ばそう

「グッ！」ときます

 

 

約４０年前・・・

故・緒形拳さんと日本全国公演をした時の事を思い出した。

野口雨情役の緒形さんが、生まれたばかりの赤ちゃんを死なせてしまい、胸に抱き寄せて号泣するという場面・・・

やはり「シャボン玉」が流れていた。

俺が実話と知ったのはかなり後の事だったが・・・・・

 

童謡には、このように感動の秘話がある。

だが中には・・・

想像を絶する・聞きたくなかった・・・と、言うかなりショッキングな実話もある事をお忘れなく

調べてみると、能天気に歌えなくなる・・・・・

ちょっと真面目な澤田でした・・・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ほいたら