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キツネお嫁入りの中で

2008-09-21 16:18:00 | 日記
牛に引かれて善光寺参り、ならぬブタに引かれて化粧品屋探しです、    *(泣く)*

帰りにはスーパーでの買い物も付き合わされて、クルマの乗り降りは強い雨に遇い   *(口笛)*

濡れ鼠での帰宅でした、  *(困る)*

途中で東寺の横の大宮通りを右折したら大勢の人が居るから、  あ、!  弘法さんやん *(キョロ)*

毎年の初詣の寺ですから、今度はブタさんではなくカモシカさんと来なくちゃネ  *(ニヤ)*


       今日は何の日

   9月21日 ファッションショーの日



1927(昭和2)年、銀座の三越呉服店で日本初のファッションショーが開かれました。

初代水谷八重子ら3人の女優がモデルとして登場。当時はまだ洋服より着物が主流でした。

          *(チョキ)*

   *(レター)*   今日の小話は*(レター)*


     鯛女房

   佐賀県の民話

 むかしむかし、あるところに、一人者の漁師がいました。

 ある日の事。釣りしていた漁師が強い手ごたえを感じて釣り上げてみると、うろこがピカピカ輝く大きな赤ダイがつれました。

 手カギを入れて、血抜きをしようとすると、

「殺さないで!」

と、うったえるような声を感じたので、そのまま逃がしてやったのです。

 しばらくたったある日、漁師は人のすすめで、今まで見たこともないほど赤ら顔の女の人を女房にもらいました。


 その女房は料理が大変上手で、特にみそ汁やおすましなどは天下一の味です。

 あまりにもおいしいので、

「こんなにうまい料理ははじめてだ、どうやって作るんだ?」

と、聞いたのですが、女房はそれには答えず、はずかしそうに顔を赤らめて、


「男の人が、そんな事を気にするもんでねえ」

と、笑っていいました。

「まあ、たしかに」

男はそう言いましたが、やっぱり気になり、翌朝、早起きして台所で料理を作る女房の姿をのぞき見ました。

「ほほう。今日はすましか。あれがなかなかにうまいんだ」

女房の作るところをジッと見ていましたが、別に変わったところはありません。


「さて、いよいよ味付けだが、いったいどうやって。・・・なっ、なんと!」


のぞいていた漁師はビックリ、なんと女房は、すましを入れたナベの上にまたがって、味付け代わりにシャーシャーとおしっこをしていたのです。


漁師の声に、見られた事を知った女房は、全てを話しました。


「実は私は、あなたに命を助けてもらった赤ダイなのです。恩返しをしようと、こうしてやってきたのですが、正体を見られたからには、これ以上ここにいることは出来ません」


 そして、追いかける漁師を振りきって、岬から海に飛び込んだのです。

するとまもなく、海面に大きな赤ダイが現れて、なごりおしそうに男の姿を振り返りながら、波の中に消えていったという事です。


        *(びっくり2)* おしまい *(びっくり2)*