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お疲れ様です。

2008-09-29 16:49:00 | 日記
雨の中の仕事ですから、疲れも2倍です、内容は遊びでしたがネ   *(ニヤ)*

明日の午後の成田着で1年と2ケ月振りに帰国する息子夫婦の出迎えに行けないのが少し心残りです
荷物の運び込みやらの手伝いをしたいのですが今回は引越し屋さんに依頼した様です

私は、男はやはり仕事が一番、との昔気質ですネ

         *(チョキ)*   *(チョキ)*

今日の小話を

9月29日の小話


   *(レター)*  鉄砲とさいふ  *(レター)*

むかし、むかし。


おかみ(天皇や将軍など、特別な地位にある人)に不幸があって、琴・三味線はもとより、鳴り物いっさいまかりならぬという、きびしいおふれが出ました。

そのころ、ある村に、ひとりの狩人がおりました。

キツネを取ろうと、鉄砲をかついで山を歩いておると、いきなりひとりの役人がとんできます


「やい、やい! 鉄砲も鳴りものじゃぞ。鳴りものは、いっさいならぬということ、知らぬではあるまい。この、ふらち者めがっ!」


どなりつけるといっしょに、鉄砲をとりあげてしまいました。

「ど、どうぞ、おゆるしくだされ。おかみのおきてをやぶろうなどとは、とんでもござりません。どうぞ、どうぞ、鉄砲だけはおかえしのほどを」


と、わびたましが、役人は、いっこうにゆるしてくれません。

ですが狩人も、鉄砲がなければ、生活できません。

そこで狩人は、小銭を取り出すと、

「お役人さま。どうぞ、これを酒代にでも」

「なにっ。銭をくれるとな。いらぬ、いらぬ」

「さてさて、あなたさまは、なんとお役人らしくないお方じゃ。お役人さまは、そでの下というものをおとりになって、年貢さ、まけてくださるというもんじゃに」

と、いいながら、狩人は、さいふごと差し出し、

「どうぞ、どうぞ、今日のところは、これで」

「ほほう。今度はさいふごとくれるともうすか。なるほど、役人ならば、うけとらねばなるまい。だが、このつぎ見つけたら、ろうやヘぶちこむぞ。・・・うん、たんまり入っておる。いや、わしのような話のわかる役人にでおうて、まことに、おまえはしあわせ者じゃ」


いいながら、役人は鉄砲をほうりだすと、そそくさと帰っていった。

 狩人は、大事な鉄砲がもどったので、大よろこび。


「だが、まてよ。どうも、あの役人、少しヘんだぞ。これはもしかすると・・・」

 狩人は、相手のすがたが見えなくなると、ふところからワナを取り出して、そこにしかけておいた。


 一夜があけました。


狩人が、いそいで山ヘやってくると、なんと、ワナにキツネが一ぴきかかっております。

おまけに、きのう役人にわたしたさいふまで、ちゃんと持っておりました。



         *(びっくり2)*おしまい*(びっくり2)*