タカダスマイルのブログ

京都西院発!!はぐれフォーク純情派宣言、何となくブルースを引きずり関西を中心に全国で活動中。

関東ツアー5デイズが始まる

2022-09-27 17:32:00 | 日記
旅の始まりは突然なんかではなく、あらかじめ予定していたものだから、出発に向けて徐々に気持ちを上げていく。
だが「嫌だ!行きたくない!」ライブの前に猛烈に歌いたくなくなるのと同じく、旅に出る直前が一番気持ちはダウンしている。しかも雨だ。
僕は雨が嫌いだ。もちろん降らないと困るんだけど気持ちを要約すると「雨降りに出かけるのが嫌だ」という事になる。
今日は午後から雨だというのに、午前から動き出せなかった、ついつい二度寝、三度寝を繰り返してしまった。
予約をすっぽかした整骨院にはお詫びして、ツアー終わりにまた行く事とした。
まずは熱い風呂に入って身体をほぐし、汗をかいて身支度をして、墓参りをする準備をしようとする。
となると、いきなりメールや電話、LINEが続く。いつもこうなんだ。出かける用意の直前が一番連絡事項が立て込む。
10月の終わりの北海道ツアー、関東ツアーのあれこれ、施設の母の事で施設から。
「後で時間ある時に折り返したらいいじゃない?」なんて言う方もいるかもしれないが、そうはいかない。なぜなら「忘れてしまうから」。返信を忘れてしまって失敗をした事が何度かあるので、即座に返信し連絡しておくと不安が取れて安心する。つまりは心配性なのだ。
ようやくひと段落ついて墓参りに出かけた。
四条河原町に着く頃にポツポツと雨が降り出した。墓の近くの商店街を抜ける頃には大粒の雨が風と共に身体を濡らす。
途中で花屋に寄って墓に供える花を用意しようと思ったがあいにく花屋は定休日。仕方ないなと傘をさして墓参りする。そこで雨はピークを迎え雷も鳴り出した。まるで実家の処分をした事を嘆き、俺に説教してるような仕打ちだ。
でもそれは考え過ぎなのかもしれない。
この雨の中報告に来ただけでも(面倒くさがりの僕が)喜んでくれているかもしれない。
蝋燭も点かず、線香もすぐにびしょ濡れ、とりあえず手を合わせ報告するだけにした。
最近、親戚が来たのだろうか?姉か?墓に供えられている花は新しかった。少し首を項垂れていたが、まだ綺麗に咲いていたので、そのままにした。姉かもしれないなと思ったのは花が母の好きなピンクの花で統一さらていたから。その薄い桜色の小さな花だけが供えられていた。
墓参りを終えて、商店街を抜ける。まだまだ雨は激しくなる、こんな雨に耐えられなくては万が一俺が日比谷野音に立った時、伝説の豪雨ライブを乗り越えられない。そんな事を思うと(正確には今思った)気は楽になるかと思ったが、全然楽にならない。
市バスに乗り、再び河原町へ。
遅い昼食を取り、今コーヒーを飲みながら書いている。加熱式タバコ専用喫煙席はガラガラだ。加熱式タバコ、最初は苦手だったけれど、そればかり吸っていると、紙タバコの方がしんどくなってきた。喉への負担も確実に少ない。最近は空港の喫煙ブースも加熱式専用になっているし、良いタイミングで加熱式と紙の二刀流に切り替えられたかなと思っている。
TwitterやFacebookに書こうかと思った言葉を頭に並べてやめておこうと思った。
きっと何一つ気持ちは伝わらないだろうから。
そろそろコーヒーを飲み終わる。
家に帰って旅の支度を始めなくちゃならない。
ギターの弦を張り替えて、マイクのグリルを洗い、髭剃りの充電、髪も剃らないといけない。
関東は苦手だ。だからこそ一生懸命歌いたい。
友達からの予約もあったので、ほっと胸を撫で下ろす。有難い。
コーヒーは冷めてしまって、俺に飲み込まれるのを待っている。まだまだ旅に出る気持ちにはなれない。
これが不思議なもんで、五十肩を苦しめる重い荷物を持って、家から一歩踏み出し、駅のホームに立つ頃にはツアーモードに入り込んでしまう。単純だなぁと我ながら思う。
このブログを読んでる人でライブに足を運んでくれる人が居るならば乾杯しよう。
困ったな、少し眠くなってきたので、旅支度の前に転寝するかもしれないな。
明日からのツアー、良い旅になる事を願う。


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