昨夜は阪神淡路大震災から28年、神戸の太陽と虎へ「満月のつどい」に行きました。
ガガガSP
ソウル・フラワー・モノノケ・サミット
【OAアクト】近石凉
の出演でしたが、阪急神戸三宮駅で腹痛の為、トイレに駆け込み、O.Aの近石さんは拝見出来なかったのですが、ガガガSPのど頭の「線香花火」には間に合いました。
場内はソールドアウトとあって、沢山の人でしたが、神戸、そして震災の日に観る、ガガガSPとソウルフラワーモノノケサミットは格別に良かったです。
この出来損ないの歌い手の俺を可愛がってくれる河村博司兄さんにも会えたし(東京でのライブにもちょくちょく顔出してくれます)ガガガのメンバーやお客さんにも会えて、良い夜でした。
阪神淡路大震災の時は丁度、長年付き合った彼女との同棲を解消して(一方的に解消されたので振られたって事です)、一人で阪神千舟駅の近くに住んでいたのですが、当時はテレビも部屋に無くて、しかも地震の時には爆睡しており、朝何か変な感じだなと思ってたら、電話で家族から安否の確認があり、そしてその電話で今どういう状況か分かりました。
母はずっと明け方から心配して電話してくれていたそうなのに、寝起きの僕の「なんやー?」って声で拍子抜けかつ、胸がホッとしたそうでした。
それから、ソウルフラワーユニオンのメンバーが被災地へ出向いて、古い民謡やら歌謡曲やら演歌(のルーツ的な歌)を歌ってるらしいと聴いて、こういう時はアコースティックの楽器は強いし、すぐに反応出来るかし良いな、パンク(なアクション)だなと思っていましたし、音源も発売されたら買っていました。
それから年月が経ち、河村博司さんと何度か「満月の夕」を歌わせて貰いました。
頂いた手書きのコード譜は宝物です。
この歌の背景、当時のお話も聞かせて貰いました。僕は満月の夕を上手く歌えた事は一度も無いですが、ガガガSP、ソウルフラワーモノノケサミット、両バンドのverを聴いて、僕ももっと精進して、一生懸命歌っていきたいとまた強く思いました。
良い夜を過ごす事が出来て良かったです。