◆昨日6月26日14時付けの時間で、Microsoftから「使用条件の変更に関するお知らせ」という件名のメールが来ていました。
差出人メールアドレスが、email@microsoft.microsoft.com となっていて、
microsoftの繰り返しで、公式サイトのドメインとは違うため少し不可解に思っていました。
内容は、マイクロソフトのポリシー変更(規約の変更)で、普通にスルーしてもいい内容でした。
◆今日教室でも、その話題になり、ほとんどの方に同一のメールが来ていて、
皆一様に「怪しい」と思われたようで、メールのリンク先をクリックしないようにされたようです。
・・・さすが、うちの生徒さんはITリテラシーが高い!・・・
とりあえず、授業が始まる前の5分で裏どりして、以下の結論を出せました。
・・・このメールはMicrosoftアカウントを持っているユーザーに送られた
本当のMicrosoftからのメールで、怪しいものではありませんでした。
◆以下、情報の信ぴょう性を調べるときに使う、私なりの方法を書いておきます。(ご参考までに)
①Microsoft公式サイトで最新情報を調べる
結果・・・新着情報のコーナーに利用者にメールを送ったとの情報なし。
本来ならここで情報があれば、これより先の仕事は必要ないのですが・・・。
結論を分かった上で言うと、「普通書くでしょ!(怒)」
②リンク先アドレスを調べる
いきなりリンクをクリックするのは怖いので、文字列のリンク箇所で右クリックして、「ショートカットのコピー」で、
メモ帳に貼り付けてURLを確認。
結果・・・出てきたURLは下記で、microsoftの繰り返しのドメインで疑い晴れず・・・。
http://microsoft.microsoft.com/Key-98202.D.LYmV.J.K2.-.nRRJmr
③Googleでメールの件名「使用条件の変更に関するお知らせ」と「Microsoft」で絞込検索。
検索ツールの期間指定でさらに絞込
結果・・・有用な情報なし。Google検索はホームページ、ブログ検索が主体で、数時間以内のリアルタイムの
情報は得られず。
④リアルタイムのSNS情報を求めて、Yahooのリアルタイム検索を行う
Yahooのリアルタイム検索は、TwitterとFacebookのつぶやきを対象とした検索です。
災害や電車、道路の事故などのリアルタイムの情報を得たいときも活用できます。
当然、SNS情報は鵜呑みにしてはいけませんが・・・。
結果・・・多くの人が不審に思っている様子・・・「詐欺なの?」という声も。
まず、自分一人じゃないという安心感が得られますね。
その中のTwitterユーザーの記事で、Microsoftコミュニティへの相談内容のリンクがあり、
同一内容の英語版の案内が本物であることが判明
◆①から④の中で、日本語版メールが本物かどうか確証は取れない状態でしたが、
人柱としてリンクをクリックしてみたら、Microsoft公式サイトにちゃんと繋がりました。
・・・リンクをクリックした時点で、マイクロソフトアカウントに自動的にログインされたため
間違いなく本物であると確認できた。
それにしても、Microsoftさん、もう少し怪しまれないような案内はできないものでしょうか?
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