籾摺りができるコイン精米機を求めて枚方まで・・・

今年初めて挑戦した陸稲栽培、10月に籾付き米の重量にして約2kg収穫できました。
ただ以前のブログにも書いたのですが、籾を落とす作業は手作業では途方もない時間が
かかるので、試食以外は鶏の餌にしていました。

弥生時代に戻って・・・　（2015年10月13日　陸稲の稲刈り・手動で籾摺りをした記事）
 

玄米を精米するコイン精米機は近所にもありますが、籾からとなると大阪中探してもほとんどありません。
先週ネットで何気なくコイン精米機を検索してみると、ある人のブログに枚方に籾摺りと精米を同時にしてくれる
コイン精米機があることが書いてあました。（・・・ブログの情報ってありがたいものがありますよね）
収穫した2kgの籾付き米は、試食と鶏のおやつで半分になっていましたが、この機械でうまく精米できることが
わかれば来年の稲作の励みになるので試しに行ってみることにしました。

下の写真がそのコイン精米機です。
 

 

名称	株式会社薮内米穀店　山之上店
よみがな	やぶうちべいこくてんやまのうえてん
電話番号	072-844-7780
住所	〒573-0041 大阪府枚方市山之上東町６−１１

籾からの精米は10kgまで200円。玄米からの精米より100円高くなります。当然1kgでも同じ値段です。
投入から1分くらいで出てきましたが、はじめに完全に精米できなかった玄米と黒変色米が出てきて、
その後に白く綺麗に精米できたものが出てきました。
この精米機はハイテクで、光センサーで色を見分けて、精米しきれなかったものや黒変色米（カメムシ被害の米）
をはじいてくれるようです。米の質や粒が揃っていればもっと精米率が上がったのかと思います。
来年の米作りの励みになりそうです。

下の1枚目の写真の左が完全精米、右が初めに出てきた精米しきれなかった玄米交じりの米、奥がすりこぎで苦労して籾摺りした玄米。
2枚目の写真は完全精米のアップ写真。ところどころシロタ（未熟米らしい）がありますが、十分綺麗です。

 


そしてその日のうちに早速炊いてみました。
写真はその日のお昼ごはん。卵はもちろんうちの鶏製、お漬物のカブラと味噌汁の具の大根と大根菜は
全部畑で採れたものです。調味料以外は完全自給自足となりました。

そして陸稲の味の方ですが、全然悪くないです。先日アマゾンで購入した北海道の「ゆめぴりか」には食感では
勝てませんが、精米したてということもあるでしょうが風味もよく毎日食べても全く問題ない味でした。
来年は収量5kgを目指したいと思っています。