明日は終戦記念日ですね。
今から15年前にある人から頂いた文書をこの機会に紹介しようとおもいます。
1941年12月7日、ハワイの真珠湾に日本軍が奇襲をかけ、太平洋戦争が勃発したんですが、軍司令部から山本五十六に宛てた真珠湾攻撃の命令書です。
もちろん原文のコピーですが、当時はまだ公表すると色々問題になりそうなので伏せてましたけど、もういいかなと思いアップロードしました。
その方のお爺さんは通信隊のトップだったらしく敗戦時の焼却処分のときに内緒で保管してたらしいです。
これは発令書です。
これが有名なトラ・トラ・トラの暗号電文ですが、その上に手描きで、その作戦が成功したと興奮した字で書いてますね。
当時こんな文書を残したら戦争裁判(東京裁判)のときに誰が命令したとか分かるので言い訳とか嘘が付けなくなりますしね。
実際、上からの命令で仕方なく発令しましたと言って長生きされた方もいらっしゃいますし・・・
当時こんな文書を残したら戦争裁判(東京裁判)のときに誰が命令したとか分かるので言い訳とか嘘が付けなくなりますしね。
実際、上からの命令で仕方なく発令しましたと言って長生きされた方もいらっしゃいますし・・・
しかし、日本の8倍の国力の米国とガチで戦おうとした日本は本当に神風が吹くと思ってたんでしょうか?
山本五十六他何人かは、まず勝てないと思ってたらしいですが。
大変貴重な記録ですね。
開戦時の状況ががまだ十分明らかにされていないわけで、これはそれを解き明かす大事な資料だと思います。
日本は、冷徹な事実で動くのではなく「空気で動く」、さらに悪いことに「神風が吹く」という迷妄。
最近の状況は似たような空気感が漂っています。
本当に注意したいですね。
私、日本遺族会の仕事を少しだけしてます関係で戦時の状況を知る機会がありましたが、それも年月とともに徐々に忘れ去られようとしてます。
たしかに日本人は勤勉実直が体に染みついてるがゆえに世の中の空気に流されやすいのかな・・・っと思います。