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物価高騰家賃値上げ広がる“月額1万円アップ”通知も大家「上げざるを得ない」

2025-03-07 14:34:14 | 日記
【引っ越しを勧めない】
>「3月に空きが出たので、そのタイミングで家賃を上げる対応をしようと思っています」

記事内にあるように、「空きになったタイミング」で家賃ってあげるんですよ。

自分も都内にいくつか不動産を持っています。
ローンで購入しているわけじゃないので、それほど家賃をあげないと困るという状況ではない。普通に働いているので、家賃収入をあてにしているわけでもない。なので、今すぐに家賃をあげなきゃいけない状況ではない。
これが、ローンを組んで、家賃収入をあてにした生活設計をしているひとは、家賃をあげざるを得ないでしょ。記事内では「家賃の値上げを断ってやった」ってありますけど、じゃあ大家はどうするか?売りますね。賃借人に生活設計があるように、大家にも生活設計がある。それが狂ったら売る。今ならそれなりの値段で売れますからね。さぁ、新しい大家が「値上げは断りますか、そうですか」みたいなひとだとは限らない。今までの大家は「まぁ、長いこと住んでいてくれるし、値上げは困るか」って渋々あきらめた。けれど、新しい大家は「嫌なら出て行ってくれて新しく募集をかけたらいい」「いったん出て行ってもらって、中がどうなっているか確認したい」くらいで値上げをしてくるかもしれない。

普通に考えて、大家も揉めるのは面倒でストレス。揉めずに家賃を上げるには「空いたタイミングで家賃をあげよう」です。うちも、「家賃あげようか?」「まぁ、入ってくれてるし、次に募集かけるときに上げようか」って会話をしています。
そこで、いま入居して困っていないひとは、そのまま住み続けるのをお勧めします。住んでいるうちは、なかなか家賃をあげるのって大家にしてもストレスですからね。

さて、記事内では「13万円から14万円への値上げを受け入れた3人家族」と「8万7千円から4600円の値上げを拒否した夫婦」が出てきます。
この4600円っていうのも、大家側は「5000円くらい値上げしたけれど、拒否してきて揉めるのも嫌だから4600円にしよう。これなら大丈夫だろう」って値段かなと思うところを、「いきなり4600円は!」という反応。これは、元の家賃の高いところのほうが、経済的に余裕のあるひとが住んでいて、値上げに応じやすいっていうのを表しているのかなぁと。貧乏人は100円,200円でも「値上げ」ということに反応して、深く考えずに拒否してくる。そういう人種と話し合いとかするのは疲労でしかない。
つまり、『不動産を購入して不労所得』とかいう言葉は、非常に危険ですよと。元の家賃とか広さとか交通の便だとか、そういったものを見る目があるひとと一緒に購入を考えないと、苦労ばかりになりますよ。広くて高い家賃の場所だからこそ、誰も入らない、ずっと空室なこともある。そこそこ広くて交通の便が良いと、そこが気に入った人は家賃があがっても住み続けることもある。
そこらへんの機微がわからないのに、手を出すと火傷しちゃいます。

ちなみに、うちも頼れる不動産目利きが引退してからは、物件を増やさないようにしてます。


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