TAKAYAN'S ROOM

主にゲームブックを楽しんでいます

《雪の魔女の洞窟》 第166話 この先に待つのは…?

2024年01月29日 09時08分16秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
私は慎重に丸木橋の上を歩いていく。











何とか向こう側に渡ることができた。

マーテル「ほっ…」

私は胸を撫で下ろす。

マ「…!」

振り返ると、ペン=ティ=コーラが駆け足で丸木橋を渡ってきている。
彼にとっては、奈落なんか何の障害にもならないとでもいうの?

ペン=ティ=コーラ「待たせたな。では、次の段階へ進もう」

マ「は、はい…」

ペ「生き延びたいなら、あくまでも平常心を保っておかねばならんが、
 今のお前には難しい注文かもしれない。
 竜の卵があれば、心の落ち着く薬を作ってやれるのじゃが…」

竜の卵を持っている

・持っていない

割れていなければいいけど…


★ステータス
技術点 12/12  体力点 3/20  運点 12/12

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料3食分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板
銀の矢尻×3
銅の腕輪(技術点+1)

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
健康の薬を飲んだ
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《雪の魔女の洞窟》 第165話 下を見ないようにして…

2024年01月29日 07時10分49秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
私はザックから蠟燭火口箱を取り出した。

ボッ…

蠟燭の火のおかげで、何とか穴の向こう側が見える。

マーテル「こ、これを渡れと…?」

幅が15メートルほどもある穴に細い丸木橋が架かっていた。

ペン=ティ=コーラ「さあ、急ぐのじゃ」

マ「……」

ここでサイコロを二つ振る。出目は『5+5=10』で、私の技術点未満だわ。


★ステータス
技術点 12/12  体力点 3/20  運点 12/12

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料3食分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板
銀の矢尻×3
銅の腕輪(技術点+1)

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
健康の薬を飲んだ
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《雪の魔女の洞窟》 第164話 果てしなき闇

2024年01月28日 23時37分57秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
ペン=ティ=コーラは私に近づくと、そっと両手を私の額に当てる。

ペン=ティ=コーラ「…… …… ……!」

彼が何らかの文句を唱えると、私の体の痛みが収まっていく。

マーテル「はぁ… はぁ…」

ペ「よくぞ最初の試練を乗り越えた。
 だが、これは呪いを解くための第一歩に過ぎない。
 〈死の呪文〉を完全に打ち破るには場所を変えねばならん」

マ「はぁ… はぁ…」

ペ「内なる洞穴へ向かうぞ」

マ「はぁ… はぁ…」

私とペン=ティ=コーラは洞穴の奥へ向かう。
光が届かないので、ペン=ティ=コーラの姿を追うだけでも苦労する。











やがて大きな穴が見えてきた。

ペ「ここは奈落の縁なり」

マ「奈落の… 縁…?」

ペ「目の前の穴には丸木橋が架かっている。
 内なる洞穴へ行くためにも、この橋を渡らねばならない」

マ「こ、こんな闇の中を…?」

ペ「何か明かりになるような物は持っておらぬか?」

蠟燭火口箱を持っている

・持っていない

確かザックの中に…


★ステータス
技術点 12/12  体力点 3/20  運点 12/12

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料3食分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板
蠟燭
火口箱
銀の矢尻×3
銅の腕輪(技術点+1)

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
健康の薬を飲んだ
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《雪の魔女の洞窟》 第163話 激痛

2024年01月28日 18時56分23秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)


ペン=ティ=コーラ「まずは〈死の呪文〉の進行を止めねばならん」

そう言うと、ペン=ティ=コーラは壁に掛けられた仮面の一つを私に手渡す。

ペ「この〈生命の仮面〉を着けなさい。ここからお前の試練が始まる。
 生き延びようとする力が死の力に打ち勝ったなら、
 次の段階に進むことができよう」

その仮面には太陽を象徴する彫刻が刻まれている。

マーテル「……」

私は〈生命の仮面〉を顔に着けてみた。特に何も起きないけど…?











マ「あああああ────!!」

突然、激しい痛みが襲ってきた!

ドサッ…

私は床に倒れてしまう。痛い! 痛い! か、体が引き裂かれる…

マ「もう嫌────っ!!」

そうだわ。仮面を外せば… ああ… 腕が上がらない…

マ「外してーっ! 外してよぉーっ!!」

ここでサイコロを一つ振って、出た目の数だけ体力点を失う。出た目は6だわ。
(体力点-6、9→3)

マ「死ぬっ! 死ぬっ! 死んじゃうっ!
 あああああ────!!



★ステータス
技術点 12/12  体力点 3/20  運点 12/12

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料3食分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板
蠟燭
火口箱
銀の矢尻×3
銅の腕輪(技術点+1)

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
健康の薬を飲んだ
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《雪の魔女の洞窟》 第162話 ペン=ティ=コーラ

2024年01月28日 16時39分18秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
私は洞穴を覗き込んでみた。

マーテル(かなり深いようだけど…)

たいまつの明かりが壁に掛けられた彫刻や仮面を照らし出している。
私は中に足を踏み入れた。

マ「…!」

ローブを着た老人が私に背を向けて座っている。

老人「どなたかな?」

老人は振り向きもしないで、無愛想に言った。

マ「あなたがペン=ティ=コーラ…ですか?」

老人「そうじゃが?」

ああ、やっと会えた…

ペン=ティ=コーラ「あんたは何を望む?」

マ「私は雪の魔女の〈死の呪文〉を受けてしまいました。
 友達に聞いたんです。『ペン=ティ=コーラなら力になってくれる』と…」

ペ「ならば、こちらへ来なさい」

マ「……」

私は胸を高鳴らせながら、洞穴の奥へ進む。

マ「────!?」

ペン=ティ=コーラの姿を見た途端、私は戦慄した。
体は奇妙に曲がっていて、顔は苦痛に歪んでいる。

マ(これが邪悪な精の復讐なの…?)

しかし、ペン=ティ=コーラは平然とした様子で話し始める。

ペ「〈死の呪文〉の力を打ち砕くのは困難を極める。
 わしも一度だけ打ち破ったことがあるが、決して楽な仕事ではない」

マ「私は友達と約束したんです。彼の分まで生きなければならないんです」

ペ「〈死の呪文〉を打ち破るには儀式を行う必要がある。
 だが、お前の体が耐えられるか… いや、やらねばなるまい。
 わしもできるだけのことはしよう」

マ「ありがとうございます」

ペ「ひょっとすると、途中で命を落とすかもしれん。それでもいいか?」

マ「私は… 生きます…」


★ステータス
技術点 12/12  体力点 9/20  運点 12/12

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨98枚
食料3食分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板
蠟燭
火口箱
銀の矢尻×3
銅の腕輪(技術点+1)

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
健康の薬を飲んだ
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