TAKAYAN'S ROOM

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《盗賊都市》 第134話 脱獄してきた男

2023年07月23日 11時04分14秒 | 盗賊都市(完結)
TAKAYAN「…!」

汚い服を着た男が恐ろしいほどのスピードで走ってくる。
男の脚には鎖が取り付けられている。鎖の先端には重そうな鉄球が付いている。

男「う、うう…」

男は精根尽きて、俺の方へ倒れてきた。

TAKAYAN「おっと! 野郎に抱きつかれる趣味は無いぜ」

ドサッ…

俺が身を躱したので、男は地面に頭をぶつけてしまう。

男「────っ…(×_×)」

何日も洗っていないのか、男の顔は汚かった。

男「お、お願いがあります…」

やっとの思いで口を開くと、男は俺に言う。

男「この足枷を切ってください。追っ手が来ます。さあ、早く!」

T「どういうことだよ?」

男「私は牢屋に二年間も閉じ込められていました。
 しかし、どうにかトンネルを掘って逃げ出してきたんです」

T「なぜ牢屋に入れられたんだ?」

男「強盗に襲われ、金貨を奪われてしまったのです。
 それで税金が払えなくなり、アズール卿に禁固刑を宣告されたのです。
 お願いですから、哀れな私を助けてください」

そのとき、通りの向こうから叫び声が聞こえてきた。

?「いたぞーっ!( `□´)」

?「あそこだーっ!(`皿´)」

武装した衛兵の一団が迫ってきている。

男「き、来た~!((((;゜Д゜))) は、早く鎖を…」

・鎖を剣で切って男を自由にしてやる

・男を衛兵たちに引き渡す

税金の未納ぐらいで二年も…? 何か怪しいぞ…( ¬ _¬ )


☆ステータス
技術点 12/12  体力点 15/22  運点 9/10

☆持ち物

甲冑(技術点+2)
盾(攻撃力+1)
ザック
金貨37枚
食料9食分
技の薬1回分
通行証
鉄の鍵
登り綱
フック
鉄製の大きな釘
ランタン
銀のフルート
チョーク
黒真珠6個
ニンニク
蠟燭
銀の矢

魔女の髪の毛

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