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《電脳破壊作戦》 第40話 贅沢はできない

2024年07月08日 16時41分31秒 | 電脳破壊作戦
コンピュータ「リアン、起きてください」

リアン「う、う~ん…(*∋_∈*)」

コンピュータ「ラディクスが見えてきました」

リ「あれがラディクス…」

地球ほどじゃないけど、美しい星だ。











数時間後、あたしの宇宙船は無事にラディクスの宇宙港へ着陸する。

リ「うわっ!?(((((*゜゜;*)」

宇宙船の周りに大勢のアルカディア人が駆け寄ってきた。

コンピュータ「あなたがジリディウムを運んできたことを喜んでいるんですよ。
      ジリディウムは彼らの行っている研究には欠かせませんからね」

リ「爬虫類みたいな顔の連中に歓迎されても嬉しくない…」

あたしは時計を見た。

リ「今は早朝… 出発は四十八時間後だから…」

二日間、このラディクスに滞在できるってわけだ。
あたしは登録を済ませると、宇宙港の出口へ向かう。

リ「あっちを見ても、こっちを見ても…」

宇宙港では多くのロボットが忙しそうに動いている。
必要に迫られない限り、この星の住人たちが働かないという噂は本当らしい。
重力が地球よりも弱いので、歩くのは楽だけど…

リ(ちょっと動きにくいな…)

こんなに重力の軽い星に来るのは初めてだもん。

リ(早く弱い重力に慣れないと…)

あたしの使える交通機関は一人乗りのモノレールだけだ。
モノレールに乗って、あたしはラディクスの大都市へ行くことにする。
多分、そこにレジスタンスたちがいるはずだ。

リ(そうそう、寝泊まりする場所も確保しないと…)

あたしはモバイルパソコンの電源をONにして、ホテルのリストを表示させた。
人間も泊まれそうなホテルは二つしかない。

リ「〈ゾディアック・ホテル〉の料金は一泊が375クレジット…」

高級ホテルらしく、ユーザーからの評価は高い。だけど、料金も高い…

リ「〈ポーキーズ・パレス〉の料金は一泊が50クレジット…」

こちらは特にレビューは無い。

・〈ゾディアック・ホテル〉に泊まろう

・〈ポーキーズ・パレス〉に泊まろう

リ(375クレジットって、大金だよね…)

あたしは〈ポーキーズ・パレス〉を目指して歩き始める。


★ステータス
技術点 11/11  体力点 17/17  運点 11/11

★持ち物
レーザー・ソード
反重力バックパック(品物を六つまで入れることができる)
(赤外線スキャナー)
(ブレスレット)
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★所持金
2170クレジット

★コードの手掛かり
け! たたかいはわれらのたのしみ
はたぎる、もたもたするな
んのうのアルカディオンよ!
うをおしむな、すすめ、つねにすすめ!
け! いくさのおたけびに、ちはさわぐ
をもとめて────すすめ、ひたすらすすめ

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