《宇宙の連邦捜査官》 第1話 どこから調べるか？

正面のスクリーンに文字が浮かぶ。

　ワープ終了まで五分

★リリリーン☆

船内に警報のベルの音が鳴り響いた。

フランツ｢もうすぐアレフ・シグニ星系か…｣

もし刑事局に犯罪者が入り込んでいたなら、派手な出迎えがあるはずだが…

　ワープ終了まで四分

僕は衝撃を和らげるためのソファーに座ったままで体の向きを変えると、
宇宙船の武装をチェックする。

フ｢フェイザー砲…　スマート・ミサイル…　防御シールド…　全てOKだ｣

単なるセールスマンの船旅には強力すぎる代物ばかりだが、
使わない限りは誰にも気付かれない。

フ｢とりあえず僕は商人だと装っておかないと…｣

　間もなく通常の時空へ突入…

ワープ航行が終わる際、吐きそうなほどの衝撃に襲われることは知っている。
僕は歯を食い縛った。

　通常の時空への突入に備えよ

宇宙船の底が抜けたような感覚と共に、モニターに様々な物が映し出される｡
どうやら正常にジャンプ・アウトしたようだ｡

フ｢事前に酔い止めを飲んでいて正解だった…(;×△×)｣




スクリーンにアレフ・シグニ星系が映し出されている。
唯一の惑星であるケサールも見える。
ケサールは人間の居住が可能で、海上に一つの大陸があり、
その周りには無数の島が点在している。
また、この惑星の周りをリスピンズ・エンドという小さな月が周回している。
スクリーンには映っていないが、広大な小惑星帯もある。
さあ、捜査の始まりだ。

・ケサールの宇宙空港へ行ってみる

・リスピンズ・エンドへ行ってみる

・小惑星帯を調べてみる

僕は宇宙空港へ向かうことにした。


☆ステータス
技術点　11/11　　体力点　19/19　　運点　10/10

☆持ち物
熱線銃
体力回復剤4錠

☆所持金
5000コペック

☆宇宙船のステータス
武装力点　10/10　　防御力点　3/3

☆宇宙船の装備
フェイザー砲
スマート・ミサイル×2