TAKAYAN'S ROOM

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《王たちの冠》 最終話 アナランドへ帰ろう

2023年05月15日 21時00分00秒 | 王たちの冠(完結)
私は窓の所へ行くと、銀の呼び子を吹いてみた。

☆※。.:*:・'°♪★

鳥の鳴き声のような鋭い音が響き渡る。
その音を聞いたばかりたちが現れるのを私は待った。











しばらく待っても、誰もやってこない。私は不安に駈られ始めた。そのとき…

バサッ… バサッ…

翼の羽ばたく音が窓に近づき、見覚えのある顔が現れた。
ピーウィット=クルーだわ。

マーテル「また会ったわね」

ピーウィット=クルー「おや? あんたは…」

マ「正体を隠していたことは謝るわ。
 私はカーレ出身じゃなくて、アナランド人なの」

私はピーウィット=クルーに大魔王との戦いの模様を簡単に話してから、
《王たちの冠》の入った背負い袋を軽く叩いてみせた。

マ「というわけで、大魔王は死んだのよ」

ピ「そうか! 無事に《王たちの冠》取り戻したんだな?
 では、出発しよう!」

ピーウィット=クルーが大きな声で言った。

ピ「あんたも俺も、見事に任務を達成できたってわけだ。
 《王たちの冠》が無ければ、マンパンには恐れるほどの力は無い。
 さあ、同志よ。俺の背中に乗るがいい」

バードマンたちは私を乗せて砦を旅立ち、高地ザメンの険しい山々を越えていく。




マ(やり遂げたのね… 私は…)




 大魔王は倒れ、《王たちの冠》は再びアナランドに戻りましたが、
 決して楽観はできません。
 数年後、また別の誰かがマンパンで権力を握るようになって、
 アナランドを脅かすことがあるかもしれないのです。
 しかし、当分の間、マーテル=リゼールは胸を張って暮らすことができます。
 どんなアナランド人も及ばない偉業を成し遂げたのですからね。
 彼女の冒険は伝説となり、子から孫へと何世代にも渡って、
 語り継がれていくことでしょう。
 

《王たちの冠・完》


★ステータス
技量ポイント 12/12  体力ポイント 4/20  運勢ポイント 13/15

★リーブラ召還=不可能

★持ち物
剣(ダメージ3)

両刃の剣(ダメージ3)
祝福された樫の木の槍

矢6本(銀の矢尻が付いている)
大きな背負い袋
金貨47枚
食料3食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証
黒い仮面
骨の腕輪×2
太陽石の入ったロケット(金貨8枚の価値がある)
緑色の鬘
裏が金張りの鏡
投げ矢×2(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント未満なら命中する)
ゴブリンの歯×5
ジャイアントの歯×1
解毒剤
蛇の指輪
疾風の角笛
チャクラム(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント以下なら命中する)
黄色い粉
水晶球
蛇の杖(七匹の大蛇たちの技量ポイントを2減らすことができる)
玉石×8
金製の装身具
呼び子
石の粉
火酒
真鍮の振り子
真珠の指輪
二股の鼻栓
聖なる水
スカルキャップ


緑色の金属の指輪
首飾り
血の蠟燭
宝石が埋め込まれたメダル
金の卵が入った鳥の巣
樫の若木の杖
第四のスローベン・ドアの鍵(17という数字が刻まれている)
銀の呼び子

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる
『奥に隠れた掛け金つ』
『お前に命ずる。北門よ、大きく開け』
『ゴーレム皮の鍵つ』
『クーガの慈悲とフォーガの誇りで』
眠れぬラムを眠らすためにシャムを探し出すがよい
黄金像の左目が鍵
マンパン砦の入り口は四人の衛兵に守られている
ヴァルギニアに金貨を払ってはならない
スログの貯蔵室にある食べ物は口にしないこと
マカリティックの吐く息に用心すること
〈闇夜の間〉で血の蠟燭を使ってはならない
拷問の名手ナッガマンテには敬意を払うこと
大魔王は別の者に姿を変えている
リーブラから聞いた合言葉
第二のスローベン・ドアの合言葉はアラララタナララ
第三のスローベン・ドアの中で燃え盛る炎は幻影に過ぎない
ファーレン=ホワイデの正体は大魔王

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