TAKAYAN'S ROOM

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《電脳破壊作戦》 第20話 我慢しなくちゃ…

2024年07月05日 10時43分26秒 | 電脳破壊作戦
リアン「誰かに紹介されたってわけじゃないわ」

男「あんた、どこの星の人間だ?」

リ「地球人だよ」

あたしが答えると、ドア・スコープに映っていた男の顔が消えた。

☆カチャリ★

リ「…!」

掛け金を外す音がしたかと思うと…

★バタンッ☆

ドア・スコープに映っていた男が中から出てくる。

男「どうぞ」

男はあたしを中に通してくれた。

男「クラブの会員登録料として250クレジットを払っていただきます」

うっ、これは予想外の出費…(*´・△・`; *)
(所持金-250、2480→2230)

男「では、あなたのことを登録してきますので、お待ちください」

男が登録の手続きをしている間に、あたしはクラブの中を見回す。
客の大半は人間だけど、アルカディア人の姿も見える。

リ(どれも南アルカディア人のようね…)

アルカディア人たちの前には木のテーブルがあり、
彼らは高級なソファーに腰を下ろしていた。

リ(それに比べて…)

人間たちの前にあるのは薄汚れたプラスチック製のテーブルだけだった。

リ(あたしは嫌煙家なんだけど…)

クラブの中にはアルコールの匂いと葉巻の煙が充満している。




リ(あれは!)

煙の色からして間違いない。グラジウム(麻薬)入りの葉巻じゃん!

リ(あんなのを吸っていたら、たちまち廃人になってしまうわ…)

しかし、南アルカディア人たちは平気な顔で葉巻の味を堪能している。
麻薬入りの葉巻を吸っていることを見せびらかすかのように…

男「お待たせしました」

リ「────!!((((*;゜○゜*)))」

不意に声を掛けられて、あたしは飛び上がった。
振り向くと、あたしを入れてくれた男が立っている。

男「登録は済みました。これが会員証です」

リ「あ、ありがとう…(*。◔‸◔。*)」

男「さて、失礼ではありますが…」

リ「 ?」

男「新規の方の持ち物はチェックさせてもらう決まりなんです。
 アルカディア人の方々に言われていますので… では、失礼して…」

男は探知機であたしの顔をスキャンする。当然、何の反応も無い。
また、反重力バックパックにも妙な物は入っていないはずだ。

男「次は身体検査をさせてください」

・『気が変わった』と言って、ここから立ち去る

・男に身体検査をさせる

リ「お尻や胸は触らないでね…(* →_→*)」

男「は、はい…(;・△・)」

リ(困ったなぁ。レーザー・ソードを持っていることを気付かれたら…)

だけど、ここにレジスタンスのリーダーの手掛かりがあるかもしれないし…

リ(それにしても…)

ど、どこを触ってんのよぉ~!(* ⸝⸝•○•⸝⸝* )


★ステータス
技術点 11/11  体力点 13/17  運点 11/11

★持ち物
レーザー・ソード
反重力バックパック(品物を六つまで入れることができる)
(赤外線スキャナー)
(ブレスレット)
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★所持金
2230クレジット

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