SMILEY SMILE

たましいを、
下げないように…

ビルエヴァンス・チルドレン

2004-05-14 13:13:33 | ビルエヴァンス
いや、ほんとの息子のことです。
彼はエヴァンエヴァンスたぶん私と同年代。
3年ほど前、「ビルエヴァンス プラクティステープNO.1」を出した。音楽プロデューサーらしい。
その名の通りビルエヴァンスが自宅で練習していたときの録音そのまま。なにやらぶつぶつ言いながら、誰かとしゃべっているのかな?弾く。弾く。
こんなプライベートなものを!さすが息子!
作品とは言えないけれど、ファンにはたまらない。
寝るときにこれをかける。
ビルが私に語りかける。バッハを弾いてくれる。
おやすみ・・・NO2待ってるよ

小沢はどこにいるのか

2004-05-14 13:06:48 | 小沢・小山田
あの、知っている人いませんか?
「刹那」以降また行方知れずになってます。
彼は、このまま大滝詠一みたいになっちゃうんでしょうか。

彼を偏愛している人は多いように思う。
作品は勿論、人間が気になるんだ。
私の中では現世の太宰なのかも、談志師もそうだけど。
まだニューヨークにいるんでしょうか・・・・。

おーい、でてこい!

浮かぶ記憶

2004-05-14 12:12:04 | 
あきこさんの「沈む記憶」を受けて、浮かんでくる記憶。
シュガーベイブを聴きながら。

沈んでいる記憶は無数にある。
なにかの拍子に浮かんで来る。
それだけ沈んでいるものが多いのかしら。
底には、おびただしい記憶たちが浮かぶのを待っている。
なにかのきっかけに引っかかって浮かんでくる。
微笑みをもって。
それは、哀しいものかもしれないけどね。

濡れたアスファルト
ツツジのかおり
あの頃良く聴いていたCD
若葉の青さ
夕立、雷鳴
曇り空からおりてくる天使の梯子
子供の声
朝の澄んだ空気
揺れるカーテン

自分が過去とつながっている、ということに安心するのかしら。
すべてをいとおしく思う瞬間、それは束の間と知りながら。




ケーキ!ココロのベスト5

2004-05-13 01:12:01 | 
CREA eatsの「今すぐ食べたい絶品スイーツ648個」を読んでなんとなく、勝手にマイベスト5!決定。

5位  ダロワイヨ
         ~オペラとマカロンが好き。
4位  イデミスギノ
         ~正直一度しか食べてない。でもこの位置かな。
3位 デフェール
        ~サオトボは傑作!シブスト命!
2位 オーボンヴュータン         
~ここは楽しむというより勉強してる感じ。仕上げの雑な感じもフランス流?シュー・オペラ・ミルフィユなどの定番は言うまでもなく。ポロネーズなどいかが。まだまだ食べきれないほどいろいろある。ドゥミセック・パートドフリュイ・グラスソルべ・・・いつかガトーピレネーを!

1位 
モンサンクレール

やはり辻口さんだ。私のケーキ道はダロワイヨに始まり、そして彼に出会い、開眼される。オープン当初から通いつづけて、もう何年?常に前進を続ける姿を見てきやした。ヴァリエーションはオーボンヴュータンには負けるが、そのクオリティーと洗練、彼の業界を引っ張っていく意気込みと野心はものすごい。
彼独特のクレームパティシエール、焼きの絶妙。パンにも非凡さが。ロール屋もすき。露出が少なかったオープン当初は空いててよかったなあ。今は・・・。ショコラドゥアッシュは未踏。


そのほか、いろいろある。ピュイサンス、メゾンドプチフール、ノリエット、ピエールエルメ、フジウ、タカギ、プレシューズ・・・もういいか・・・。         









2004-05-11 02:28:34 | 
傘をさしたり、傘を持ち歩くのが嫌い。
傘に恨みがあるわけではない。
傘をさすくらいなら、濡れたほうがいい、と思ってしまう。
メンドクサイんだ。
雨に打たれるのは、嫌いではない。
好きじゃないけど。
イヤ、好きかな?
まあ、いいや。
そんなわけで、いつもずぶ濡れネズミ・・・。
そんな私は、6月9日生まれの梅雨っ子。

畜犬談

2004-05-10 01:43:48 | 太宰
このブログ解説の頭に太宰とあるのに一向に話題が出てこない。
他の方のブログのコメントで太宰のことばかり言ってるから、こっちに書くことがなくなってるんだ・・・。そういうときはトラックバックすればイイんだ。そうだ。けどうまいこと使いこなせんなあ。

先日実家に帰って犬の散歩してたら、「畜犬談」の太宰の気持ちがよくわかった。あのご主人を窺うような目つき、あれはダックス特有のものなのか、いや、犬はみんなあんな感じかな。あの姿態だから、情けなく、滑稽で、愛しいのだ。

ビルエヴァンスのリズム感

2004-05-10 00:55:07 | ビルエヴァンス
ビルエヴァンスが好きで、一日中聴いても苦ではない。
一日聴いてても聴ききれないの、いや、何日かかるんだろう、計算したくないくらい持ってるや。
まあ、とにかくそれくらい好きですよ、と。
で、彼のリズム感。
ノリ方、というんだろうか。うまく表現できないなあ、タイム感とでもいうのか・・・。とても常人のノリ方ではない。勿論常人ではないが。
なんであんな変な「間」なんだろうと思う。
それがいいんだ。
わかる、けど、ビルエヴァンスって変だよね、という人はいない。
ジャズピアノの巨匠のひとりとして君臨している、正統とされている。
あの風貌の通りの優等生とみなされてる。
そこに違和感がある。

まず、わかりやすい所で「PORTRAIT IN JAZZ」の「Come rain or come shain」をお聴き下さい。

そう言えば、65年のイギリスでのライブ盤が出ていた。欲しいなあ。




物思うペンギン:1

2004-05-08 02:05:52 | 偏愛
ペンギンのポストカードを見て読み取ったことを勝手に想像してみる。


そう決めたんだ。
そう決めたからには、行く。
そこには何かあるはずだし、
いや、そこに何があるのかなんてわからない。
見つけるのは自分自身なんだから。
ホラ、あの崖の所に美しい花が咲いている、とか。

ああ、なんだか、まぶしいや。
光を浴びるのって気恥ずかしい感じがするね。
光の射す方に植物は、伸びる。
影は後ろに出来る。
道のように。




走ラヌ駑馬

2004-05-08 01:57:42 | 
いろいろな方のブログに目が行ってしまって、自分のトコが思うように進まぬ。
太宰に「走ラヌ名馬」というエッセイがあった。自分はせいぜい走らぬ駑馬か。はたまた、空を見上げるペンギンか。

ケーキ!ケーキ!ケーキ!

2004-05-06 01:52:52 | 
自由が丘。
そこは、ケーキの都。
今や日本のパティスリー界の頂点に君臨するモンサンクレールと、元祖モンブランがそびえ、中央にはフランスが誇るダロワイヨが鎮座まします。少し歩くと、甘いかおりの漂う森が見えて来ます。そこを人々はスィ―ツフォレストと呼び慣わしております。
都を中心に点在する諸侯が。尾山台にはカワタ1世のオーボンヴュータン・九品仏にはパーラーローレルが。深沢には、タカギ氏が2店も!
モンサンクレール王ツジグチ2世は近隣にロール屋を六本木にチョコ屋を出店し更なる勢力拡大を図っているご様子。

こんな調子でやると、なつかしの「カノッサの屈辱」のよう。

上野のお山の大将、イナムラどん。銀座には神戸で覇を唱えていたスギノ氏、若手も次々に独立し、群雄割拠の戦国時代ですわ。

パン!

2004-05-06 01:39:35 | 
もういい加減、暗いので、大好きなパン屋紹介!
田園都市線桜新町駅徒歩10分弱 ここにベッカライ ブロートハイムというパン屋さんがある。
ここはパン好きの聖地と呼んでもいいところ。
5月1日にめでたくリニューアルオープン!!してました・・・。最初気付かず、「なんだ休みだったか・・・。」と通り過ぎると、隣に何やら新しげなお店が出来ている。覗いてみれば!!改装の話は聞いていたんだけど。
焼きたてのバゲットにも出会え、大満足でした。とにかくおいしい!クロアソン=クロワッサンもドイツパンも。見た目からもう美しい!かおりも素晴らしい!焼きの入れ方に感服!
近所ではないのが残念でならないが再訪を誓うのであった。

死神は語る

2004-05-06 00:22:26 | 
よくお邪魔する適宜更新さんに触発されて、金子光晴再読。
ぺらぺらとめくる。

「死に対する君の考え方をすてたまえ。君にはじまっているのは生じゃない。死だよ。君が見とめた瞬間、なにごとによらず、それを君は失ったのだ」 (人間の悲劇 No.4)

また、死、だ。
そしたらまたこんな、フリッパーズのフレーズが思い起こされた。

「僕は緩やかに死んでゆく いつも少しづつ死んでゆく
 ひどく穏やかに死んでゆく 僕はやわらかく死んでゆく
 言葉などもうないだろう」 (THE WORLD TOWER)

生と死の表裏。生への執着と死の恐怖。
最近の「死」への思いの原因はこれだ。

帰途、駅前の横断歩道で、気の抜けたサッカーボールを蹴る音。
車が踏んづけたのかと見遣れば、子猫。橙色の薄暗い街灯のもと、子猫は横たわり、車は当たり前のように走り去った。黒い血液がゆっくり流れ出した。妙に存在感のある、温もりの残った血。数秒間の出来事。

また、別の日。朝まで呑んでいて、これは早朝。自転車での帰途。
道端に何かが落ちている。酔眼に飛び込んできたのは、また、猫。
無残に原型をとどめていなかった。散乱した肉隗の鮮やかな桜色。

しばらく放置されたままだったのか、血痕が数ヶ月経った今でも残っている。毎朝、私はこれを見る度、死を思うのだ。決して陰惨で暗い考えではなく。



故障中日記

2004-05-05 01:52:58 | 
あきこさんに倣ってweb日記占いなるものをしてみました。

結果・・・詩人日記を書くと良いでしょう。あなたは自分の感性で言葉を紡ぎ、共有できる人が少なくなっても自分にとって大切なものとなるように情緒を高めてよりに効果的にした事を書くと成功するかもしれません。

なんか変な文章だな・・・。まあ、わかるけど。

共有できる人が少ないってのは悲しいけれど当たっているかも。
あと、変態っぽさ 75ってのも・・・。
故障中日記てのは、なんなんでしょうか?

何故に?

2004-05-04 01:42:16 | 
こんなに心地よい5月だというのに、死が浮かんでくるのはなぜか知ら。幸福の中にいると却って不安になるもの。太宰もそんなこと書いてたっけ。
私の場合、死に遠いからこそ思わずにいられないのだな・・・。