自動車整備士のつぶやき・・・

車の整備や使い方など、自動車整備士としてもただの車好きとしても、いろいろと綴ります・・・

雨の日はライトオンを

2018-06-18 18:05:39 | 日記
梅雨に入り、雨の日が多い季節になりました。雨のドライブでは、皆さんはどう気をつけていますか?
雨が降ると路面が滑りやすくなるので、いつもよりも速度を控えめにし、ブレーキも早目にかけるのは当然です。でもそれだけでなく、視界も悪くなります。
人の目にモノが見える原理は、光が対象物に当たり、その対象物からの反射光を目が捕らえ、モノとして認識しているんです。太陽光が少ない曇りや雨の日は当然反射光も弱くなるので、見えにくくなるんです。



走行中に撮った画像なのでピンボケに近いですが、色が濃い車は余計に見えにくくなる傾向があります。距離感もつかみにくくなります。
僕は雨の日はライトを点けています。車のライトは夜間に自分が見えやすくするだけでなく、自分を相手に判らせる効果もあります。オートバイは昼間もライトオンですよね。
余談ですが、平成10年4月以降の国産オートバイは、エンジンがかかると自動的にライトが点くようにされています。自分を相手に分からせると言う目的から、道交法の変更でこのような構造をとるようになりました。それにより、「オートバイに気付かなかった」と言う事故は減ったそうです。
一般道よりも高速道の方が、雨の日の事故率は高まります。特にトラックの後を走ると、トラックが巻き上げたしぶきに隠れてしまう事があります。特に白い車は白いしぶきに隠れやすいです。トラックが巻き上げたしぶきの中に白いコペンがいて、危うくぶつけそうになったこともあります。
雨の日でも安全に走る為に、昼間でも「雨が降ったらライトオン」を実行し、自分の存在をアピールする事をお勧めします。

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