「蟹工船」日本丸から、21世紀の小林多喜二への手紙。

小林多喜二を通じて、現代の反貧困と反戦の表象を考えるブログ。命日の2月20日前後には、秋田、小樽、中野、大阪などで集う。

83歳の女優河東 けい(かとう けい)さんの、ひとり舞台―三浦綾子原作「母」

2009-05-06 04:04:46 | 多喜二関係映画・演劇・書籍・DVD情報
満83歳の女優河東 けい(かとう けい)さんの、ひとり舞台――多喜二のお母さん「セキ」を描いた三浦綾子の小説「母」(演出:ふじたあさや)が、2009年5月4日、川崎・アルテリオ小劇場で行われた。

1993年の初演から16年間も演じられてきたという芝居は、セリフを聞き、内容を理解し、母セキに感情移入することによって、母の心の動き・喜び・哀しみを共有するものだった。
ステージには、椅子・腰掛け台(棺桶にもなる)、背面の屏風だけというシンプルさ。それを巧みな照明と効果音で盛り上げていた。

けいさんは、昨年末芸術祭大賞を受賞した「いのちの記憶」でも、この多喜二の母を演じていたことで、諸兄に強く印象付けられていることと思う。

母の日も間近い。。。。。






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1 コメント

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今年も (未来)
2009-05-06 05:19:39
今年も公演しているのですね。今年は、劇、新作映画と、またまた蟹工船、多喜二の注目が続きますね。
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