「蟹工船」日本丸から、21世紀の小林多喜二への手紙。

小林多喜二を通じて、現代の反貧困と反戦の表象を考えるブログ。命日の2月20日前後には、秋田、小樽、中野、大阪などで集う。

井上ひさし脚本・石原さとみヒロインの多喜二劇(サンスポより)

2009-05-03 08:45:01 | 多喜二関係映画・演劇・書籍・DVD情報
井上ひさし氏心酔、石原さとみに書き下ろし
2009.5.3 05:01




 女優、石原さとみ(22)が日本を代表する劇作家、井上ひさし氏(74)の書き下ろし「組曲 虐殺」(10月3~25日、東京・天王洲銀河劇場)でヒロインを演じることが2日、分かった。

 今年3月に新作「ムサシ」が藤原竜也(26)、小栗旬(26)主演で上演された井上氏。新鮮な俳優とのコラボが作家魂を刺激したのか、続けざまに「蟹工船」で知られるプロレタリア文学の旗手、小林多喜二が生きた時代を描く「虐殺」に着手した。

 「ムサシ」を見て「感激した」さとみだが、関係者から同氏の“遅筆ぶり”を聞き、戦々恐々状態に。「どんな台本が来てもいいように、時代背景を勉強して、イメージを膨らませておこうと思います」と有事!?に備えている。

 一方の井上氏は、「ユンケル」の空き箱にさとみの写真を貼って眺めながら、「石原さんは孫の世代。突然できた孫ですから、思いがけない何かがつかめると思う。責任を持って、大スターにふさわしい役を作りたい」と意気込んでいる。

 共演は井上芳雄(29)、高畑淳子(54)ら。音楽はジャズピアニストの小曽根真(48)、演出は栗山民也氏(56)。


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