ども、みなさまこんにちは。
アコギタリストのtakoです。
数回にわたっての記事になります。
長くなりますがお付き合いいただけると幸いです笑
まずは…こちらを見てください!!

わぁー!!!
買っちまった!買っちまった!
知る人ぞ知るオールグラファイトの革新的アコースティックギター!
Rain Song !
(WS1000 N2)
オールグラファイトで、材料として木が使われておらず、環境の変化による影響を受け難くて丈夫!
常にベストなコンディションで演奏出来る優れもの!
と、言いながら、
実は、このギター3ヶ月前ぐらいにサブギターとして購入したものなんですが、訳あってしばらく眠らせていたギターなのです。
僕がライブで使っているギターはTaylor-324ceというギターなのですが、実はこれ一本しか持ってなかったんです。
厳密にいうと、Taylorの200シリーズを持ってるんですが、こいつを昔荒っぽい演奏で表板にヒビをいれてしまいまして、当時ライブが近かったのもあって慌てて買ったのがTaylor-324ceなんですね。

このTaylorを買った時、ギターが無いことでライブが出来ないことにかなり慌てながら買った記憶がありまして。
その頃から、ギター一本だけだといろいろ不都合だなぁとずっと思っていたんですが、半年前ぐらいからTaylorのノイズがのるようになってきて「これはマズいなぁ…サブギター無いとライブ出来なくなっちゃうなぁ」と考えた結果、前々から欲しかったRain songを購入することを決意したのです。
で!
家に持ち帰り、そのクールな見た目にしばらく惚れ惚れしながら、ワクワクして家でヘッドホンに繋いで鳴らしてみたのですが…
「ん、なんだこの音は?」
「なんか変な音だなぁ?」
と、違和感を感じてしまったのです。
お店では一応アンプに繋いで試奏してるのですが、その時には気づかなかった音の違和感に次々と気付いてしまいました。
「なんかブリブリした音だなぁ」
「ボディヒット音拾うけど、なんか小さくね?」
「ていうか、そもそもすげぇショボい音…」
結論から言いますとですね。
最初に買ったエレアコであるTaylorのピックアップの性能が良すぎたのが原因なんですね。
Taylorって、独自でピックアップを開発していて、ボディ全体の鳴りがキレイにピックアップにのるんですよ。
最初からTaylorを使っちゃって、その音に耳も慣れてしまったもんで、これまでピックアップの性能について真剣に考える機会が無かったんですね。
でも、一般的に売られているエレアコって他社のピックアップを搭載していて、主に使われてるのってアンダーサドルタイプのピエゾピックアップなので、いわゆる"ピエゾっぽい音"になるんです。このRain songを弾いて初めて僕は「ああ、"ピエゾっぽい音"ってこういう音なんだ」と認識したわけです。
購入したRain songにはFishman Prefix Plus-Tという、比較的高価なピックアップを搭載してるんですが、それでもアンダーサドルタイプのピエゾ特有の音になってしまうんですね。
それに気づいた僕は、一気に落胆してしまいました。自分の曲をRain songでいくつか弾いてみたのですが、僕の作った曲はTaylorの高品質なピックアップに支えられていたことがわかり、Rain songの音質では同じ曲が再現できなかったのです。
「このギター使えないかも…」と一度は思ったのですが、
このカッコいいギターをライブで使いたい!という思いは強かったし、
何より結構高価な買い物してるので笑
なんとかこのRain songをステージで使えるものにするために、試行錯誤を繰り返す日々がここから始まるのです…
→続く