tako(タコ)のアコギな日々

アコギや機材に関する事などを書いています。

レインソング Rain Song(エレアコ)奮闘記③(続・EQ編)

2019-11-19 10:04:00 | アコギの話題いろいろ



ども、takoです。

さて、引き続き、オールグラファイトアコギ、Rain songの音作りに試行錯誤していくわけですが、
EQに真剣に向き合おうとした時に↑のような、非常に複雑なツマミと格闘することになるわけです。

Rain Songに搭載されているこのFishman Prefix Plus-Tというプリアンプ。ぱっと見、知らない用語のツマミが多数あり、まずはとにかくネットで調べまくりました笑




それぞれのツマミの使い方を調べてみると、簡単に以下の通りです。

Notch
ノッチフィルター。特定の音域の音をカットする機能。
volume
当然ボリューム笑
Brilliance,Treble,Contour,Bass
4バンドEQなんですが、Contourがこれまた曲者なんです笑(後述)
Phase
(これ、未だによくわかんないです笑)
Contour Freq
Contourで調整する音域を決める。
Tune
もちろんチューナー。ミュート機能もあり。

いろんなページを見まくって、なんとか上の通りに自分の中でまとまりました。



んで、Contour Freqというのが非常に曲者で。250Hz〜3kHzの好きなところの音域を調整出来るようなのです。
が…。MIDを抑えると、なんか音がスッキリして自分好みになるのはわかるんですが、じゃあ、この抑えるとスッキリする音域ってどこなの?ってとこがさっぱりなんですよね。


イコライジングについて詳しく説明してくれているサイトによると…


  200Hz ・・・・・ 100より高いが、それでもかなり低音。低音の鳴りを担当。
  400Hz ・・・・・音の太さを担当。
  800Hz ・・・・・中域のネバりやコシの強弱を担当。
  1.6kHz ・・・・・アタック感を担当。
  3.2kHz ・・・・・音ヌケを担当。
だそうです。
んー、これでもさっぱり笑


もっと調べてみると、Prefixの公式マニュアル(英語)に、フィンガースタイルソロギターオススメセッティングの画像がありました(最初からこれ見ろや笑)






ふむふむ、やっぱり低音と高音を多めに出して、中音域を抑えるとモコモコしない抜けのいい音になるんだね。
と、とりあえず図のままにセッティングして、弾いてみました。

ここから徐々に調整していくわけですね。


ジャラーン♪

「ん、なんか弦と爪の当たる音が気になる…ちょっと高音の2つを下げてみるか」

ジャラーン♪

「んー、ちょっと高音下げすぎたか。Trebleだけちょっと上げてみるか」

ジャラーン♪

「うーん、なんかまだブリブリするピエゾ感あるなぁ、Contourの音域変えてみるか」

ジャラーン♪

「おっと、低い方にしちゃうと余計にブリブリすんなぁ。ちょっと高音寄りにするか」

ジャラーン♪

「うーん、まぁこれで妥協するか。あと、ボディヒット音がどうなるかな」

ドンっ


「うわ、ちっさ!スネア音は?」

カッ!

「うあー、ボディヒット音小さいなぁ…。しゃあねぇ。ちょっと、BassとTreble上げてみるか。」

ドンっ!カッ!


「うん、まぁ、いいか。これでスラムみたいに弦の音と一緒に鳴らすとどうなるかな?」

ドンっ!じゃうわぁぁーん!カッ!じゃうわぁぁーん!
ドじゃうわぁどぅわぁぁーん!かっうわぁぁー!

「うわうわ!これ聴けたもんじゃなくなるな!Bass,Trebleもとに戻して…




………


………


………。

いろいろと試行錯誤して、たどり着いた結論は…


イコライジングだけじゃボディヒットなどを織り交ぜた奏法をやるための音作りは限界がある

ということですね。



正直、僕、ギターを改造したり穴開けたりするのに抵抗があり、後付けでピックアップとかはやりたくなくて、なんとかRain song単体でカバーしたかったのですが、それは無理だとわかってしまったのです。


後付けピックアップしかないのかなぁ、と思っていたのですが、そこに至る前にもう一つ方法をためしてみます。
それはまた次回。


→続く

前回記事はこちら↓






レインソング Rain Song(エレアコ)奮闘記②(EQ編)

2019-11-19 10:02:00 | アコギの話題いろいろ
ども、takoです。


さて、今回からRain songの音作りの奮闘記を本格的に書いていくわけですが…



前回の記事でも書いていますが、Taylorのピックアップ性能が良すぎて、EQとかピックアップとかをこれまで全く意識せずギタリストとして活動してきたtakoです。
はっきり言って、この記事は素人レベルの知識で色々と試行錯誤してきた記録ですので、参考にならないどころか、こいつ何言ってんだ?何にも知らねぇな!と、思われる内容もあるかと思いますので、そのつもりで広い心で読み進めてください笑


さて、音作りをするにあたってまず検討したのがEQでした。
ここでうまく音作りが出来れば、理想となる音が作れるのではないか?と考えたわけです。

Taylorを使ってる時は、もちろんイコライジングというものも真剣に考えていませんでした。
というのも、Taylorには LOW HIGH ボリューム の3つのツマミしかないんです。すごい簡単なんです。

んで、マルチエフェクターはフィッシュマンのTONEDEQとを使っていて、こちらについているEQもLOW MID HIGHの3バンド。こちらも、見た目に分かりやすい簡単なEQです。





Taylor自体が全部のツマミをフラットにしたままでも充分バランスの取れたいい音だった(初期の頃の僕はそれが良い音だということにすら気付いていなかったのですが笑)ので、


TaylorとTONEDEQで音を作る時は、
最初は全てのツマミをフラットにした状態から「なんか爪と弦が当たるチャリって音が嫌だな」と思い、なんとなくTaylor側のHIGHを下げて、んで「なんか、音がボヤッとするなぁ」と思って、TONEDEQのEQのツマミをなんとなくいじってたら、MIDを少し下げると音がスッキリしたんです。

なので、音の性質とかよくわからず、なんとなくイコライジングをいじってたらいい感じになってた、ってのが現実でした。

その時の僕のEQに対する感覚としてはこんな感じ。

・LOWは低音部だから、低音出せば豊かな音が出るけど、出し過ぎたらハウリングしやすくなる。
・MIDは削ればもっさり感は無くなる
・HIGHは1,2弦のメロディラインなんで、落としたくないけど、弦の爪の当たる音もここに含まれてるっぽいから、適度に落とす。



まぁ、こんなざっくりとした感覚でRain songのプリアンプのつまみもいじってみればいいかなと、軽い気持ちで見てみたところ……





……………(゚ω゚)


何これ!ツマミ多い!見たことない言葉もいっぱい書いてある!!



→続く




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