ども、アコギをオモチャにするギタリスト、takoです。
これは前回記事で紹介してるので割愛します。
エレアコユーザーお馴染み、L.R.Baggsのコーラスです。
今回はコーラス、エンハンサーのお話!
〜コーラス〜
モジュレーション系、揺らぎ系と言われるエフェクターです。
ディレイがやまびこ音のように音を遅れさせるものだとしたら、コーラスは同じ音を同時に出す、と言ったところでしょうか。
同じ音を二重に出しているような効果があります。まるで12弦ギターを弾いたような音になる、と表現されることもあります。
コーラスもエレアコでは定番のエフェクターです。コーラスをかけることで音に厚みが出ますし、より煌びやかな音を作る事が出来ます。
また、コーラスをかけることによるハウリングの影響がほとんどない、というのも特徴です。
リバーブやディレイのように、かけ過ぎることで直接ハウリングの原因になる事が少ないので、エレアコに使うエフェクターとしては非常に使いやすいでしょう。
ちなみに、コーラスと同じ仕組みでフランジャー、トレモロといったエフェクターもあります。どちらも、コーラスと大まかな仕組みは同じなのですが、コーラスは同じ音を同時に出すのに対し、フランジャー、トレモロは超短時間の中で音の位相をずらしたり、原音に連続的に変化する遅延音をまぜたりして、音に揺らぎを与える効果があります。
「ウワァン、ウワァン」とか「デュイーーーン」みたいな音になります(相変わらず文字だとわかりづらい笑)
このような、音に揺らぎがあると、やっぱりエレアコではハウリング等のトラブルが起こりがちです。
「コーラスをかけることによるハウリングは起こりにくい」と先に書いたものの、コーラスエフェクターの中には、設定次第で、ややフランジャーっぽくなったり、ややトレモロっぽくなったりするものもあるので注意が必要です。
では、エレアコに使われるコーラスのご紹介。
MOOER ( ムーアー )
Baby Water
Baby Water
L.R.Baggs
Align Series Chorus
Align Series Chorus
エレアコサウンドを損なわないさりげない豊かさを出す事ができるコーラスです。
飛び道具的に使うのには向いていませんが、エレアコ用に設計されているので、ハウリング等のトラブルは少ないようです。
MAXON
ASC10 Ambient Stereo Chorus
ASC10 Ambient Stereo Chorus
設定出来る幅も広く、サウンドメイキングが出来て、設定次第で音にうねりを与える事も出来る優れものです。
〜エンハンサー〜
あまり聴き馴染みのないエフェクターかもしれません。
エンハンサーとは、上下の倍音を作り出して、実音にミックスするエフェクターです。
要は、音に厚みを出すためのエフェクター、ということになります。
聴いてすぐにわかる効果は生み出すわけではなく、音を調整するためのエフェクター、という位置づけが正しいでしょう。
エレアコの音はいわるゆピエゾっぽい音と言われ、平たい薄い音になりがちです。エンハンサーは音に厚みを出してより豊かな響きを与える役割を果たします。
具体的な製品を紹介すると、個人的にはエレアコのエンハンサーと言えば、この一択です。
基本的にはかけっぱなしで使います。ツマミは1つ。エンハンサーの効き具合を調整するものです。
僕の中では12時から少し左に回したあたりがちょうどいいです。
エレアコユーザーは一度騙されたと思って取り入れてみてください。
はい、というわけで、今回はコーラスとエンハンサーのお話でした!
ではでは!次回に続きます!
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